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【移籍】FW大移動。大橋祐紀が湘南から広島、ルキアンが福岡から湘南へ

湘南の大橋祐紀。(C)SAKANOWA

「選手としてまたひとつ成長したい、そんな強い思いで今回の移籍を決意しました」

 J1リーグの湘南ベルマーレは1月9日、FW大橋祐紀(Yuki OHASHI)がサンフレッチェ広島へ移籍すると発表した。一方、アビスパ福岡に所属したブラジル人FWルキアン(LUKIAN)を獲得したと発表した。

 27歳の大橋は2023シーズン、J1リーグ23試合・13得点を記録。特別指定を含めると2018年から6シーズン在籍したベルマーレのエースストライカーが、ついに去ることになった。

 大橋は次のようにベルマーレサポーターへ感謝を伝えている。

「この度は、2024シーズンについてのご報告が遅くなり申し訳ありません。今回、サンフレッチェ広島へ移籍することになりました。

“人生一度の挑戦”

 湘南ベルマーレに加入した5年前、プロサッカー選手として生きる決断をしました。

 始めの頃はケガばかりで戦力になれず、不甲斐なさや責任を感じる日々でした。そんな時、自分の支えになっていたのはサポーターの熱い応援です。ピッチに響く応援歌や皆さんから届く声は強く、あたたかく、どれも背中を押してくれるものでした。本当に感謝しています。

“挑戦”

 先に述べたように、この言葉はサッカー選手として生きる自分自身の原点を指します。選手としてまたひとつ成長したい、そんな強い思いで今回の移籍を決意しました。

 自分のプレーでサッカーの魅力、そして面白さを伝えられるようこれからも精一杯頑張りたいと思います。

 最後になりますが、僕をここまで育ててくれたスタッフ、チームメイト、そして熱い湘南サポーターの皆さま、これまで本当にありがとうございました。またお会いしましょう」

 また、ルキアンは2021シーズン、磐田でJ2リーグ41試合・22得点、昨季は福岡でJ1リーグ27試合・5得点を記録している。

 32歳のブラジル出身ストライカーは湘南を通じて、「私に与えていただいたこの機会をとても嬉しく思うと共にやる気に満ちています。湘南ファミリーの皆さまに多くの喜びをもたらすための献身性と覚悟を欠かないことをお約束します。ベルマーレのユニフォームを着用できることに非常に興奮していると共に感謝の気持ちでいっぱいです。近いうちに皆さまにお会いできることを心待ちにしています」と決意を示している。

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 福岡にとっては、エースストライカーだった山岸祐也に続く流出に。今回は大橋、ルキアン……エース級の”大移動”が続いている。

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