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【横浜FM】キューウェル監督が記者会見「強度の高いサッカー継続し、ほんの少し何かを加えたい」

記者会見に臨んだ横浜FMのハリー・キューウェル監督。(C)SAKANOWA

「何かを大きく変えるのではなく、ほんの少し何かを加えることで、これまで以上のものを出せると思っています」

 J1リーグの横浜F・マリノスの2024シーズン「新体制発表会」が1月13日、神奈川県横浜市の日産グローバル本社NISSANホールで開催された。発表会のあと、ハリー・キューウェル監督が記者会見を行った。キューウェル監督と中山昭宏社長が登壇し、就任の経緯やアンジェ・ポステコグルー元監督(現 トッテナム・ホットスパーFC)Iやケヴィン・マスカット前監督との関係性、そして新シーズンへの決意を語った。

 セルティックFCのコーチから横浜FMの指揮官に就任した45歳のオーストラリア人監督は、この就任までの経緯について次のように明かした。

「アンジェ・ポステコグルーからはどれだけJリーグが素晴らしく、その日本での経験を得て今があり、本当に最高の国だと言っていました。もしも日本でやるチャンスが来ることがあれば、絶対に受けたほうがいいと言われていました。そのなかで昨年の夏、日本に来てマリノスと試合をして、素晴らしいチームだと思いました。そしてシーズン最終戦のあとマリノスから監督のオファーをいただき、そして今日を迎えることができました」

 また、ポステコグルー元監督とは昨季まで監督とコーチの関係でセルティックでともに仕事をしていて、そしてマスカット前監督とはオーストラリア代表の同僚でもある。

「彼らとは長い付き合いで、いつもアドバイスを受けてきました。ずっとサッカーの話ができる最高の間柄です。ポジティブな考えを互いにシェアし合える関係性を築けています」

 一方、ピッチでの戦いについては、これからまず選手たちと共有するため、詳細は控えたいと言った。

「今シーズンのメンバーと会えるのを楽しみにしています。選手たちに求めているのは、人としても、選手としても成長してもらうこと。毎日の練習のなかで、ただ来るのではなく、常に求められている、テストされているのだと考えてピッチに立ってもらいたいです。とにかく、学びを止めないでほしい。ハードワークは求めます、プラス理解を求め、その成果を求めていきます。とにかく学びをもって常日頃からトライしてほしいです」

 そのなかで大切にしたいことを問われると、新指揮官は次のように語った。

「マリノスが今シーズンどのように闘うのか。この時点で深く話すことは控えさせていただきます。まず選手と共有し深めていくことを大事にしたいです。攻撃的サッカーを継続し、ポゼッションの部分も大事にして、ボールを失ったあとのリアクションは重視したい。強度の高いサッカーを続けることは、何も変わりません。ただ、このオーストリア人がほんの少し何かを加えます。そこを見てもらいたいです。昨年までなかった部分を、いくつか自分が持って来て加えて、やっていければと思います」

「現代サッカーの多数のクラブがアグレッシブさを大切にし、前方向へ進むサッカーを推奨してやっています。自分たちも、その一つだと思っています。何かを大きく変えるのではなく、ほんの少し何かを加えることで、これまで以上のものを出せると思っています。初日の練習を迎えるのを本当に楽しみにしています。前の選手、中盤の選手、守備の選手、キーパーまで本当に素晴らしい選手が揃っています。戦術的な部分で、ちょっと動き方やパターンを加えていきたいです。ちょっとここまでしか言えませんが、楽しみにしていてください」

 中山社長によると、今回の監督の選考についてだが、シティ・グループと議論を進めていたなか、横浜FMのプライオリティについても改めて理解してもらい、キューウェル監督に辿り着いたということだ。

 キューウェル監督は個々の武器をより生かすサッカーをしたいとも強調した。

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「その選手の一番の特長をまず見ます。そこを生かすことを私は大切にしています。例えばサイドでスピードがあり、あまりドリブルが上手くない選手もいます。では速さを上手く生かすことが大事だと思います。例えば前田大然もそうでした。最大値の”ここがすごい”という部分を伸ばすことを大切にしてきました。そのやり方は変わりません」

 横浜FMは2月の1節で東京ヴェルディとのアウェーゲームで開幕を迎える。また3月の2節ホームゲーム初戦は、アビスパ福岡と対戦する。

Posted by 塚越始

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