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【川崎】「全身つっていた」ジェジエウが前線に残り、99分決勝ヘッド!首位横浜FMを2-1で下す

川崎のジェジエウ。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

家長昭博からのメッセージのこもったクロスに一撃必殺で応える!

[J1 24節] 川崎 2-1 横浜FM/2022年8月7日19:00/等々力陸上競技場

 J1リーグ24節、川崎フロンターレが90+9分のDFジェジエウの決勝ジャンプヘッド弾で、首位の横浜F・マリノス戦に2-1の勝利を収めた。

 劣勢を強いられていた川崎は25分、谷口彰悟→山根視来→レアンドロ・ダミアンとつなぐ大きな展開から先制に成功! それでも主導権を握る横浜FMの仲川輝人に45+3分に同点ゴールを決められてしまう。

 迎えた試合終盤、交代カードを使い切った川崎だが、CBジェジエウが足をつってしまう。そこで鬼木達監督はスクランブル対応として、ジェジエウを最前線に置き、途中出場の山村和也を最終ラインに入れる。

 ところが90+9分のラストプレー、最後のエネルギーを出し切る家長昭博が右サイドでボールを持ちあがり、左足のファーサイドへメッセージのこもった渾身のクロスを放つ。

 その1プレーに懸けたジェジエウは渾身のジャンプヘッド! 完全に競り勝って、ボールをポストに当てながら、マリノスゴールを攻略してみせた。

 ジェジエウは試合後のヒーローインタビューで、次のように喜んだ。

「チーム全員であきらめず闘った姿勢が、今日の勝利につながったと思います。フロンターレの形を出せました。(足がつっていたなかでの決勝点は?)正直、全身つっている状態でした。大ケガをしたあと、7、8か月のリハビリに励んできたことが、今日力を与えてくれて、ここにいるサポーターの皆さんとファミリーが一つになって闘うことができました。アリガトウゴザイマス、一緒に闘いましょう」

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