【鹿島】ヴァイラー監督を解任「フットボールの現状と今後の方向性を協議した結果」
鹿島のヴァイラー監督(左)と鈴木優磨。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
ザーゴ氏、相馬直樹氏…指揮官交代が続く。ムルジャコーチ、クレクラーフィジコも退団。
J1リーグの鹿島アントラーズは8月7日、レネ・ヴァイラー監督(René Weiler )とフットボールにおける現状と今後の方向性について協議した結果、双方合意のもと契約解除に至ったと発表した。ドラガン・ムルジャコーチ、マヌエル・クレクラーフィジカルコーチも契約解除のうえ退任となる。後任人事は決定次第、発表される。
ヴァイラー監督は1973年9月13日生まれ、スイス出身、48歳。2022シーズンの通算成績はJ1リーグ11勝7分6敗、ルヴァンカップ5勝1分2敗、天皇杯3勝。公式戦通算19勝8分8敗。
鹿島は前日サンフレッチェ広島に0-2で敗れ、今季初のリーグ戦連敗を喫して、2位から暫定4位に。リーグ戦では最近5試合勝利がなかった。
クラブ初の欧州からの監督招聘で、しかしコロナ禍の影響でシーズン開幕後に合流し、一時はリーグ首位に立っていた。しかし次第に指揮官のカラーが出てきたなか、事実上の解任に至った。昨年途中のザーゴ氏、昨季限りでの相馬直樹氏、そして今回のヴァイラー監督と、ブラジル路線からの転換を打ち出すなか、鹿島は指揮官交代が続いている。
【注目記事】
・【鹿島】「ネクストゲーム?」ヴァイラー監督が広島戦直後に語った言葉とは
・【J1 人件費ランキング】3位柏、2位川崎、1位神戸…それでも前年比13億円マイナス。浦和は!?【完全版】
・【G大阪】ファン・アラーノが加入記者会見「逆境は好き」「ビッグクラブをもう一度立ち上がらせる力に」。鹿島での2年半についても語る「苦しいなか、みんなで戦い、一緒に生活をしてきました」