【浦和】FC東京から加入の渡邊凌磨「クラブハウスで一緒になった時、不思議な感覚だった」前橋育英の選手権準優勝メンバー小泉佳穂、吉田舜と再会
渡邊凌磨。写真:石橋俊治/(C)Toshiharu ISHIBASHI
「どのように成長したのかを同じピッチで感じられるのは嬉しく楽しみ」
J1リーグ浦和レッズの2024シーズン新体制発表会が1月14日、埼玉スタジアムで行われた。得点力アップが一番のテーマとなるなか、FC東京から加入したMF渡邊凌磨は前線2列目のあらゆるポジションからゴールを狙えるタレントとして迎え入れられた。ペア=マティアス・ヘグモ新監督の標榜する4-3-3システムのウイングとインサイドハーフから多くのゴールに絡むことが期待される。
渡邊は埼玉県東松山市出身で、小学生時代に市ノ川SSSでキャリアをスタートさせている。27歳の右利きのアタッカーは「幼少期から浦和レッズを見て育ちました。いずれはこのチームでプレーしたいという強い思いが今回、このような形で叶い、とても嬉しく思います」と加入の喜びを語った。
また、前橋育英高校時代のチームメイトだったMF小泉佳穂、GK吉田舜と再び同じエンブレムのもと戦うことになった。2014年度の全国高校サッカー選手権で準優勝しているという強い絆で結ばれたメンバーでもある。そんな二人との大原サッカー場での再会に、渡邊は「クラブハウスで一緒になった時、不思議な感覚でした」と笑う。
「一緒に戦ったのは7、8年前。その時に比べて、サッカー観は変わり、成長した部分もあると思います。一緒にこれからサッカーをして、お互いにどのように成長したのかを同じピッチで感じられるのは嬉しく、楽しみです」
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2023シーズンはFC東京でJ1リーグ29試合・4得点・3アシストを記録。そのゴールに向かっていく貪欲な姿勢は、きっと浦和の新たな武器になるはずだ。