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【高校選手権】浦和内定CB藤原優大がヘッドとPKで2得点、加えて「徹底して守った」。帝京大可児に4-2

青森山田の藤原優大(2回戦広島皆実戦より)。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

3大会連続のベスト8進出!

[高校サッカー選手権3回戦]  青森山田 4-2 帝京可児/2021年1月3日/駒沢陸上競技場 ※40分ハーフ

 全国高校サッカー選手権3回戦、青森県代表の青森山田が岐阜県代表の帝京大可児に4-2の逆転勝利を収めて、3大会連続のベスト8進出を決めた。

 三品直哉に立ち上がり先制ゴールを決められた青森山田だが、13分、内田陽介のロングスローにニアサイドで藤原優大がジャンプヘッドで合わせて同点とする。さらに39分、再びロングスローから2年生のエース「10番」松木玖生が2試合連続となるゴールを決めて逆転に成功する。

 60分にロングスローから秋元琉星が押し込み点差を広げたが、直後の62分、 大森涼のファイゴールで再び1点差に。 

 粘る帝京大可児に対し、青森山田はスルーパスから安斎颯馬がGKに倒されてPKを獲得。76分、これを藤原が決めて、自身この日2点目。青森山田が4-2とリードを広げた。

 後半アディショナルタイム、駆け上がった帝京大可児の右サイドバック池田のシュートは枠の外へ。そして試合終了に――。

 青森山田がハイクオリティな技術に、高さとパワー、そして最後まで落ちない運動量を織り交ぜて、帝京大可児の思い切ったチャレンジを上回った。

 青森山田の黒田剛監督は試合後のフラッシュインタビューで、「後半守勢に回ったことで、すごく難しい試合になりましたが、最後まで粘り強く、よく辛抱してくれたと思います。1日休みがあり、もう一度対策を練り、もっと青森山田らしいサッカーができるように調整していきたいです」と、改めて気持ちを引き締めていた。

 また、藤原はチームメイトに対して、「きつい時間帯が続くなか、今までやってきたことを徹底して、ゴールを守ろうという話をしていました」と振り返っていた。

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[文:サカノワ編集グループ]