大久保嘉人「監督やりたい」。本田圭佑はヴェンゲルに直談判、ネックは指導者ライセンス
C大阪の大久保嘉人。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
まだゼロから――。
南アフリカ・ワールドカップ(W杯)のサッカー日本代表メンバーでもある大久保嘉人が2月20日、現役引退を発表した松井大輔のインスタライブ(アカウントは @matsuidaisuke_official)に参加。高校時代からのライバルであり、日本代表ではチームメイトとしてともに戦った松井の決断をたたえた。
そのなかで本田から近況を問われた大久保は、「監督をやりたい」と明かした。現在は解説者やコメンテーターなどテレビなどでの出演が続き、「これまでと違った方面で活躍したかった。一方で、サッカーで恩返しをしていきたかった」と、充実した日々を送れていると語った。
そうしたなか、プロへの道を切り拓いた国見高校の小嶺忠敏元監督のもとで教わった経験もあるのだろう。「監督になりたい」と思うようになったそうだ。しかし、「ライセンスはまだゼロ」として、本田圭佑にもなんとかしてほしいと直談判した。
すると本田は今月、アジアカップ開催中のカタールのジムで汗を流していると、後ろでバイクをこいでいたのがアーセン・ヴェンゲルだったという。FIFAのグローバル・フットボール・デベロップメント部門の責任者であるヴェンゲルに「ライセンスは任意でいいのではないか」と改めて主張したそうだ。
ヴェンゲルは否定せず頷いていたそう。本田は「結局エンタメの世界だし。FIFAに働きかけたい。10年ぐらいかかるかもしれない」と強調していた。
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一方、大久保は「(監督)やりたい。やりたい」と主張。すると松井からは「嘉人には教えられたくないなー。すぐ退場になりそう。ハーフタイムとか熱くなる。でも、人とはまた違った監督になるかな」と言われていた。