【鹿島】ルーキー濃野公人、名古屋戦で開幕スタメンなるか「緊張もあるが、やってやろうという気持ちが強い。胸を張ってプレーしたい」
鹿島の濃野公人.。写真:竹田桃子/(C)Momoko TAKEDA
「自分のところだけ穴があるという状態にはしたくない」
[J1 1節]名古屋 – 鹿島/2024年2月23日18:00/豊田スタジアム
J1リーグ鹿島アントラーズに今季加入したDF濃野公人(Kimito NONO)が2月20日、オンラインによる取材に応じて23日の名古屋グランパスとの2024シーズン開幕戦に向けて決意を示した。
今シーズン関西学院大学から加入した21歳の右サイドバックは、この名古屋戦で開幕スタメンの座を狙う。周囲の期待の声に「リーグタイトルを獲るためにはスタートダッシュがすごく大事になってきます。その開幕戦での勝利は必要。チームとしてこれまで準備してきたものを出せれば、勝てると思います。いい準備をして臨みたいです」と清々しく語った。
今シーズン就任したランコ・ポポヴィッチ監督から期待を寄せられてきた。それに応えたい――濃野は力強く語る。
「監督からは素早い判断を求められ、またそういった求めるところにプラスアルファができてきているという手応えはあります。そこを試合で見せられたらいいかなと思っています」
名古屋に新たに加わった山中亮輔、あるいは森島司や元鹿島の和泉竜司、さらにはサイドに張り出してくるキャスパー・ユンカーら、さっそく多彩かつ一線級のアタッカー陣と対峙することになる。
「ワクワクな気持ちがあります。大舞台という緊張もありますが、やってやろうという気持ちのほうが強いです。その気持ちをピッチで表現したい。アントラーズの一員として、自分のところだけ穴があるという状態だけは良くないうので、胸を張ってプレーしたいです」
元日本代表の名良橋晃や安西幸輝、そして常本佳吾といった鹿島の歴代サイドバックがつけてきた「32番」を着けて戦う。
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「プロ1年目ですが、そこまで関係なく試合に出続けて、アントラーズとしてもタイトルを獲って、胸を張って貢献したと言えるような1年にしたいです。僕が成長することが、アントラーズの成長につながると思います。それは合流してから実感しているので、いろんなことにチャレンジして、自分としても成長できるような1年にしたいです」
怖いもの知らずの21歳は堂々と挑む。2024シーズン初陣、試合は23日18時にキックオフを迎える。