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【なでしこジャパン】高橋はな、藤野あおばのゴールで、日本女子代表が北朝鮮女子代表を下す。パリ五輪出場権を獲得

高橋はなが決めた!写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

2試合トータルスコア2-1で勝ち切る。

[パリ五輪アジア最終予選 第2戦] 日本女子代表 2-1 北朝鮮女子代表-/2024年2月28日18:30/国立競技場 ※2試合トータル2-1で日本がパリ五輪出場権を獲得

 女子サッカーのパリ・オリンピック アジア最終予選、日本女子代表(なでしこジャパン)が高橋はなと藤野あおばのゴールで北朝鮮女子代表に2-1の勝利を収め、2試合トータルスコア2-1でパリ五輪の出場権を獲得した。

 中立地サウジアラビアでのアウェー第1戦から中3日。両チームともに時差6時間ある長旅を経て、しかも気温差は約20℃あるという厳しい日程と環境のなか、日本はスタメン2人を入れ替え、上野真実と北川ひかるが先発に抜擢された。

北朝鮮との国立決戦、先発したなでしこジャパンの北川ひかる(左)と長谷川唯(右)。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

 これまで4-4-2をメインに戦ってきた北朝鮮は第1戦で5-4-1を採用。中盤3枚に重圧をかける戦い方で、これに日本はハマり、前線にボールを入れることすらなかなかできなかった。

 今回、北朝鮮は同じく5-4-1を採用。対する日本はキープ力のある上野と田中が前線に。最近はアンカーで起用されてきたキャプテンの熊谷紗希だが、リベロ的に起用され、高橋はな、南萌華がストッパーに入る。

 立ち上がりは北朝鮮がやや優位に試合を進めたが、その後、一進一退に。15分あたりから日本も主導権を握る展開となった。右MF藤野あおばが高い位置でボールを受けると、チャンスを作り出すことができている。

北朝鮮戦、シュートを放つ日本の田中美南。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

 すると26分、北川のフリーキックから熊谷が競り合う。そのこぼれたボールを上野が折り返し、最後は高橋が押し込み、日本に待望の先制点をもたらした。

高橋はな(5番)が先制!写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

 そして70分、オーバーラップした清水梨紗のクロスを、駆け込んだ藤野あおばがヘッド弾! リードを2点を広げた。

 すると、そこから北朝鮮が反撃。81分、ハイ・ヨン・キムに決められて1点差とされる。

 アディショナルタイムは5分。日本がしっかりボールを保持して、2-1で逃げ切って勝利! 今夏開催されるパリ五輪の出場権を掴んでみせた。

写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

日本代表のメンバーは次の通り。

▼先発メンバー
GK
1 山下杏也加
フィールドプレーヤー
2 清水梨紗
3 南萌華
4 熊谷紗希(キャプテン)
5 高橋はな
8 上野真実
(63分 17 清家貴子)
10 長野風花
11 田中美南
(89分 9 植木理子)
13 北川ひかる
(89分 20 古賀塔子) 
14 長谷川唯
15 藤野あおば

▼控えメンバー
GK
18 田中桃子
21 平尾知佳
フィールドプレーヤー
6 杉田妃和
7 中嶋淑乃
12 石川璃音
16 林穂之香
19 谷川萌々子
22 千葉玲海菜

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▼監督
池田太

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