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【浦和】37歳FW興梠慎三の先発&活躍に鄭大世も驚嘆「どんな助っ人とっても結局…」。一方、レッズサポーターや興梠本人は複雑な気持ち!?

興梠慎三。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

次なるアタッカーがなかなか出てこない…。

[J1 3節]札幌 0-1 浦和/2024年3月10日13:05/札幌ドーム

 J1リーグ3節、浦和レッズがサミュエル・グスタフソンのクロスからの酒井宏樹の渾身ヘッド弾で北海道コンサドーレ札幌に1-0の勝利を収めた。ペア=マティアス・ヘグモ監督は来日後、初の勝点3を掴み、これでリーグ1勝1分1敗の勝点4とした。

 この試合、37歳の興梠慎三が今季初先発し、前線で起点となってチームに主導権をもたらした。相手とのイーブンのボールを相手DF陣と競り合って懐に収め、そこから攻撃の形を作れる――。変わらず高い位置でそのようにポイントとなれるのは、やはり浦和の強みだ。

 川崎フロンターレなどで活躍したストライカーの鄭大世氏は試合後、エックス(アカウントは @ChongTese9)で、「どんな助っ人とっても結局興梠慎三なんだよなー」とつぶやく、多くの共感の声を得ている。

 多くの浦和レッズサポーターも「唯一無二」「サッカー界のあぶさん」と賛同。そうしたなか、ただし、いまだ興梠頼みとなってしまう攻撃陣に、「それじゃ、ほんとはダメなんだけれどね」「若手が出てきてほしい」という声も。

 興梠自身も札幌からレンタル復帰した昨季、レッズがリーグを牽引していくためには、二桁ゴールを奪って(狙って)いけるストライカーやアタッカーが増えていくことが求められると再三強調していた。

 そのためのペア=マティアス・ヘグモ監督の招へいであり、この冬の補強でもあった。それだけに興梠自身ももちろん戦力として必要とされるのは嬉しいはずだが、このチームの状態には複雑な気持ちがあるかもしれない。

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 得点数もまだこの日負傷したアレクサンダー・ショルツのPKと酒井というDF陣のみ。次節17日はアウェーでの湘南ベルマーレ戦。早めの交代を直訴したのは気になるところだが……興梠の一発も待望される!

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