VARはノーファウルと判定。クロップがドクの胸キックに「地球上の全てのサッカーファンにとって、これはファウルだ!」リバプール1-1マンチェスター・C
マンチェスター・C戦で副審と話すリバプールのクロップ監督。 (Photo by Michael Regan/Getty Images)
後半アディショナルタイム、マックアリスターへのプレーで。
[プレミアリーグ 28節] リバプール 1-1 マンチェスター・シティ/2024年3月11日0:45(現地10日15:45)/アン・フィールド
イングランド・プレミアリーグ28節、前節まで首位のリバプールFC対2位マンチェスター・シティの大一番は、白熱の攻防が繰り広げられ1-1の引き分けに終わった。リバプールの日本代表MF遠藤航は4-3-3のアンカーでフル出場。
この試合の後半アディショナルタイム、マンチェスター・シティのドクがリバプールのアレクシス・マック・アリスターとの競り合いで足を振り上げて相手の胸付近でボールに触れた。その挙げた足に蹴られる形になったマック・アリスターがピッチに倒れ込んだのだ。ただ、VARが介入したものの、主審は当初の判断どおり”ノーファウル”として流した。
レッズのユルゲン・クロップ監督は試合後、「ピッチのどの位置でもこの状況は100パーセントファウルでありイエローカードだ。(ドクは)ボールを打ったが、足がそこにあったから(マック・アリスターが避けられず)打てただけだ。ボールがなければ、彼を殺していた」と語った。
そしてマイク・ディーン主審をやや批判し、「この地球上の全てのサッカー関係者にとって、これはファウルだったはずだ」と強調した。
「なぜ(VARの)部屋にいるスタッフは、それが明確ではないと思ったのだろうか? 私は怒っていない。いいんだ、今日のプレーにはとても満足しています」
ダルウィン・ヌニェスが同点PKを得たように、マック・アリスターがもっとボールを自分のものにしようとトライしていれば(足を振り上げられていたこともあったが、競り合いをやや躊躇した)、判定が変わった可能性はあったか。ただし勝てばマンチェスター・シティと4ポイント差を付けられただけに、後半押し込んだ時間帯に1点を決め切りたかった……。
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勝点64で並んだ冨安健洋の所属するアーセナルが得失点差で首位に立ち、リバプールは2位に。今週はミッドウィークにヨーロッパリーグ(EL)スパルタ・プラハとの第2戦をホームで戦う。さらに週末の日本時間17日24時30分からはFAカップ準々決勝、マンチェスター・ユナイテッド戦が組まれている。
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