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【神戸】三木谷会長が激怒した汰木康也の負傷、多発肋骨骨折と外傷性血気胸で全治6-8週間の重傷

神戸の汰木康也。(Photo by Kenta Harada/Getty Images)

柏戦で空中からの膝蹴りを脇腹に食らう形に…。

 J1リーグのヴィッセル神戸は3月11日、2日のノエビアスタジアム神戸で行われた柏レイソル戦で負傷したMF汰木康也について、神戸市内の病院での検査の結果、左多発肋骨骨折、外傷性血気胸と診断されたと発表した。全治は6~8週間の見込み。

 試合の30分頃、左サイド(同サイド)後方からのフィードに対し、ジャンプした際に振り上げた柏DF関根大輝のヒザが汰木の脇腹あたりを強襲。ヒザの飛び蹴りを食らう形になった汰木は大きな衝撃を受け、そのまま倒れて担架で運ばれ、パトリッキとの交代を余儀なくされた。しかも試合は83分の木下康介のゴールで、神戸は0-1で敗れていた。

 この試合に訪れていた神戸の会長(チェアマン)である楽天グループ株式会社代表の三木谷浩史氏が試合後、 エックス(旧ツイッター、アカウントは @hmikitani )で次のように指摘していた。

「同じチーム相手に二人目の大怪我。しかも両方ともカードもなし。なんで新らしいリーグかつサッカー先進国でもないアメリカのMLSから審判を呼ぶ必要があったのか。JリーグもJFAも真面目に考えて欲しいと思う」

「相手チームの選手には悪意はなかったと思っています。ただ、負傷を負った選手は共に一歩間違えば、サッカーというレベルの負傷でないダメージを受けてしまいました。カードは、懲罰という意味だけでなく、コンタクトスポーツでは『何が非常に危険なプレーかの判断基準』になるのでとても大切な議論だと思っています」

 本来はケガを防ぐために”ルール”があるはず。しかし齊藤未月に続いて、今回の汰木康也もファウルさえ取られなかった。しかも対戦相手も同じだった。そのため、三木谷会長は疑問を投げ掛けていた。

関連記事>>三木谷会長「一歩間違えば、サッカーというレベルの負傷でないダメージ」。齊藤未月に続き、汰木康也は大丈夫か…苦杯の神戸、柏戦で続いたアクシデントに厳しく言及

 汰木がさらにパワーアップして戻ってくる。その日をまず待ちたい!

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