【鹿島】関川郁万が川崎戦で先発復帰か。8年未勝利の難敵「もう負けは許されない」
鹿島の関川郁万。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
コンディションを問われると…。
[J1 4節]鹿島-川崎/2024年3月17日15:00/カシマサッカースタジアム
J1リーグ鹿島アントラーズのDF関川郁万が3月15日、2日後の川崎フロンターレ戦に向けて抱負を語った。実に8年間、リーグ戦で勝利できずにいる相手に対して、「もう負けは許されない」と、ホームでの勝利を誓った。
3節のFC町田ゼルビア戦を欠場した関川だが、コンディションを問われると「万全です」と一言で言い切った。
対する川崎は1勝2敗(勝点3)と出遅れたものの、より強度の高い守備を加えた新スタイルが徐々に浸透しつつある。
23歳のセンターバックは次のように警戒する。
「変わらずボールをつないで、上手さがありますし、何人か入れ替わり初めて対戦する選手もいます。前線の3人は変わらず強力なので、そこを抑えつつ、多少ボールを回されると思いますが、焦れずに戦えるようにしたいと思います」
「チャンスを作らせないことが大前提。極論ボールを触らせなければ点を取られないので、そこを意識してやっていけたらと思います」
関川自身はランコ・ポポヴィッチ監督のもと、ビルドアップや味方のフォローも求められるようになり、新たな要素を身に付けつつある。「ビルドアップの関わり方、テンポ、それぞれの部分で、今まで求められてこなかったので、そこは変化だと思っています」と頷く。
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昨シーズンまで8年間リーグ戦で勝利できずにいる。ホームで――9年ぶりの勝利に向けて、関川は「もう負けは許されません。リーグ戦で連敗するわけにはいきません。全員が共通意識を持っています。このあと(ナショナルマッチウィークに突入するため)試合が空くので、タフに戦いたいです」と気持ちを引き締めていた。