ブンデスリーガ今日最終節。内田篤人が語る「最近の楽しみの一つ」、シャルケにも一言…

町田との練習試合でクロスを放つ鹿島の内田篤人。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

ドイツでプレーする日本人選手や若手を見ながら、「鹿島の若い選手と比べたりもしています」。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部は6月27日、最終節を迎える。バイエルン・ミュンヘンの前人未踏の8連覇が決定した一方、大迫勇也の所属するヴェルダー・ブレーメンは1部残留に向けて一縷の望みを託す。28日が最終節の2部では、遠藤航の所属するVfBシュトゥットガルトが1部復帰へ決定間近だ。

 ヨーロッパ主要リーグの中で先陣を切り無観客試合によって公式戦を再開させ、予定通り6月中にリーグ全日程を終えようとしている。ブンデスリーガで2018年1月まで8シーズンにわたってプレーした鹿島アントラーズのDF内田篤人は、そんなドイツに対する思いを次のように語っていた。

「(内田選手と親交のあるマヌエル・ノイアーが2023年までバイエルンと契約更新したが、ドイツの情報などはチェックしている?)ドイツの情報は、けっこう小まめに確認するようになりました。シャルケの結果や、最近でしたらそういったノイアーの契約更新について、それに日本人選手の活躍ぶりも、以前より見るようになりました」

 画面の向こうで溌剌とプレーする姿は、内田の心を刺激するという。

「また、あのように体が動くぐらい頑張りたいなと思います。昨年、一昨年と鹿島から海外に出ていった選手もいました。これからも一緒にいるチームの選手が海外へ、もしかしたらドイツに行くかもしれない。そういう(ドイツでプレーする日本人選手や若手選手)のを見ながら、鹿島の若い選手と比べたりもします。自分はもうヨーロッパは行かないですけれど、それが最近の楽しみの一つになっています」

 一時はリーグが再開できなければ、複数のクラブが破産するとも報告されていた。ドイツ国内ではリーグ再開に向けて意見が二分されたなか、ブンデスリーガや各クラブからの政府や州への働きかけ、率先した全選手へのPCR定期検査導入により、最大の収益源である放映権料確保のため、全試合無観客試合での開催を実現。入れ替え戦、DFBカップは残すが、リーグ最終節まで漕ぎつけた。

 内田はドイツのその徹底したスタンスを称賛する。

「(主要リーグの中でも)ブンデスリーガは一番早く再開しました。率先して再開させて、検査もしっかり行って、『試合再開させるぞ!』というのを示すあたり、ドイツ人らしいなと思いました」

 ちなみに「たまーに、(シャルケ時代の)若かった選手とは連絡を取ったりしています」という。一方、古巣であるシャルケについては「ドイツで中位になり(33節を終えて11位に……)、チャンピオンズリーグにコンスタントに出ている感じではなくなってきているので、そこはちょっと寂しい感じもしています」と、胸の奥に宿るシャルカーの本音も少し覗かせた。

 鹿島は7月4日、アウェーの川崎フロンターレ戦で再開を迎え、8日にホームで北海道コンサドーレ札幌と対戦。この2試合がリモートマッチ(無観客試合)で開催される。その後、観客動員が一部認められる予定で、12日にアウェー浦和レッズ戦、そして18日にホームで横浜F・マリノス戦が組まれている。

鹿島の内田篤人がトレーニングで汗を流す。(C)KASHIMA ANTLERS
UEFA欧州CLのガラタサライ戦でオランダ代表スナイデルと対峙するシャルケの内田篤人。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
6月15日にオンラインでの取材に応じた鹿島の内田篤人。(C)KASHIMA ANTLERS

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[取材・文:塚越始]

Posted by 塚越始

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