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フラメンゴ副代表に「陽性」、ジーコが新型コロナウイルスの検査を受けた結果は…

ジーコ。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

SNSのインスタグラムで結果を写真で公開。

 元日本代表監督で鹿島アントラーズでもプレーした、鹿島のテクニカルディレクター(TD)を務めるジーコが3月16日、自身のSNSのインスタグラム(@ZICO)を更新して、新型コロナウイルスの検査を受けた結果「陰性」であったことを、検査結果の写真とともに報告した。

 元ブラジル代表MFでもあるジーコは、次のようにメッセージを添えている。

「友人でもあるフラメンゴの副代表のマウリシオ・ゴメスが、新型コロナウイルスの検査で陽性と診断されたという連絡を受けました。(彼と会っていたため)念のため検査を受けた結果は『陰性』でした。皆さん、ご安心してください。私たちは注意を続けて、WHOの勧告に従う必要があります。私たちは皆まず、健康第一に」

 そのように同じくスタッフから陽性反応が出た、レアル・マドリードの練習場を訪問し、さらにはジュニアチームのコロンビア遠征に帯同していたゴメス氏の感染が確認されたことによって、フラメンゴに少なからず動揺が走ったという。そうしたなか同クラブのレジェンドでもあるジーコは「陰性」の結果が出たことで、胸を撫でおろしている。

 ちなみにこのほど本田圭佑が加入しデビューを果たしたボタフォゴFRとフラメンゴの対戦は、現地5月31日、日本時間6月1日4:00から、フラメンゴのホームゲームで予定されている。

 ジーコは本田について現地のインタビューで、「途轍もない選手ですが、まずプレーをすること。そしてリズムを掴むことが必要です。多くの日本人選手と同じように、彼もまた素晴らしいプロフェッショナル。彼が成功することを願っています」と期待を寄せている。

 厚生労働省によると、3月14日12時時点、ブラジルでは151人(死者ゼロ)が新型コロナウイルスに感染したことが報告されているという。

関連記事:本田がマスク姿で入場した理由。ボタフォゴ選手は新型コロナ感染下での試合開催に「反対」

[文:サカノワ編集グループ]

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