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【鹿島】敵地連戦。三竿健斗が京都戦へ「サッカーのベースの部分で上回らなければ勝てない」

鹿島の三竿健斗。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

天皇杯・神戸戦は無失点勝利、「どんどん自分たちのやり方が整理されている」。

[J1 29節] 京都 – 鹿島/2022年9月10日19:00/サンガスタジアム by KYOCERA

 J1リーグ鹿島アントラーズの三竿健斗が9月8日、オンラインによる取材に応じて、10日のリーグ29節の京都サンガF.C.戦に向けて「アグレッシブでハードワークを厭わないチーム。まずサッカーのベースの部分で上回らないと話になりません。全員で隙を見せず勝ちたいです」抱負を語った。

 京都には前回6月のホームでの対戦では、アルトゥール・カイキのゴールで1-0の勝利を収めた。当時とはメンバーも入れ替わり、何より岩政大樹監督になって対曺貴裁監督は初めてとなる。

「前回対戦はセットプレーから点を取ることができましたが、その他にもシンプルに裏を狙ってチャンスを作れていました。そのイメージを持ちながらも、その時とやっているスタイルはアップデートしています。90分通してゲームを支配し続けられるように目指して、そういった形が1分でも多く出せる試合にしたいです」

 前日の天皇杯ヴィッセル神戸戦は、1-0と無失点勝利を収めた。センターバックとしてフル出場した三竿は「少し違和感があった前からの守備を後半に修正できて、どんどん自分たちのやり方が整理されていると感じています」と、1試合ごとに着実に手応えを得ている。

 アウェーでの厳しい日程での連戦。リーグ戦では、4試合ぶりの勝利が求められる。三竿は京都について、次のように警戒していた。

「すごく全員がアグレッシブにハードワークを厭わないチームです。そこの部分で上回らないと、湘南戦のように相手の勢いに負けてしまいます。サッカーのベースの部分で勝たないと話になりません。90分試合を支配できるように、先発とベンチのメンバー全員で隙を見せずに勝ちたいです」

 そのようにデュエルと試合、いずれも“勝ち切る”ことにこだわりを見せていた。

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