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【サッカー日本代表】FIFA発表全文:北朝鮮戦は日程変更なし、第4戦の中止正式決定「このあと規律委員会に委ねられる」

北朝鮮戦での日本代表の南野拓実(右)。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

「この予選の試合は実施されず、日程変更も行われない」

 FIFA(国際サッカー連盟)は3月24日、26日に予定されていた北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選第4戦の北朝鮮代表(朝鮮民主主義人民共和国)対日本代表について、日程変更を行わず、この試合は実施されないと発表した。

 ホスト国である北朝鮮が、疫病対策として、21日に開催ができなくなったとAFC(アジアサッカー連盟)に通達。しかし第3国、さらには日本開催なども検討されたが、いずれも実現しなかった。

 FIFAは「北朝鮮が平壌で開催できなくなったと発表したため、この問題はFIFAワールドカップ予選事務局に付託された。朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)サッカー協会は、代替のホーム開催地が確定していないこと、また、この試合を延期するための日程に余裕がないことから、事務局は、この予選の試合は実施されず、日程変更も行われないことが決定した」と発表した。

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 FIFAはさらに「この問題と試合結果はFIFA規律委員会に付託される」と、このあと規律委員会に委ねられたと報告している。FIFAの没収試合で、日本の不戦勝となる可能性があり、北朝鮮協会に対するペナルティが科せられることもあり得る。また、疫病対策ということで、情状酌量の余地があるかどうかもポイントとなる。

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