【清水】乾貴士が6分に負傷交代、北川航也の決勝ボレー弾で秋田に1-0無失点勝利
乾貴士。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
GK権田修一を中心にシャットアウト、リーグ3連勝!
[J2 6節] 清水 1-0 秋田/2024年3月24日14:03/IAIスタジアム日本平
J2リーグ6節、清水エスパルスが元日本代表の北川航也のゴールで、ブラウブリッツ秋田に1-0の勝利を収めた。清水はこのあと17時からザスパクサツ群馬と対戦するファジアーノ岡山を上回り暫定首位に浮上した。
清水は開始早々、乾貴士が後方からファウルのチャージを受ける。すると大腿部を傷めてしまい、6分に松崎快との交代を余儀なくされた。
それでも26分、クロスバーの跳ね返りを、北川が左足のボレーで押し込み、ホームチームに先制点をもたらす。ストライカーの矜持を感じさせる、嗅覚の漂うゴールだった。
秋田も持ち味であるハードワークを生かして対抗。それでも清水は白崎凌兵、17歳の西原源樹、さらに高橋祐治、北爪健吾と投入し、選手層の厚さを示す。
清水は苦しみながらも試合をコントロールしながら、GK権田修一を中心に守り切り、しっかり1-0の勝利を掴んでみせた。リーグ戦3連勝、ホームでも3戦全勝。交代の際に歩行できていて大事をとったと見られる乾、試合終盤にピッチに倒れ大腿部裏を気にしていたカルリーニョスの状態が心配されるところだ。