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清水が“大物”ブラジル人FWクレーベルを狙う!ミカエルから方向転換

セアラーのFWクレーベル。(Photo by Miguel Schincariol/Getty Images)

セアラーのセンターフォワード。

 J1リーグ清水エスパルスが“大物”FWクレーベルを獲得か――!?ブラジルメディア『フチボール・インテリオール』が12月31日に報じた。

 記事によると、清水はこれまでブラジル1部スポルチ・レシフェに所属するFWミカエルの獲得を目指していた。しかし条件が折り合わず、一旦撤退を余儀なくされたそうだ。そこで同セアラーSCでプレーするFWクレーベルが“浮上”。一気に契約まで行きそうだという。

 まずミカエルの交渉では、清水は保有権59パーセントを850万レアル(約1億7500万円)で獲得するオファーを出していた。しかしスポルチ側は保有権80パーセント、2500万レアル(約5億1600万円)の条件でなければ呑まないと言ってきたそうだ。

 その条件にはあまりに開きがあるため、清水は拒否。その後、この話は暗礁に乗り上げてしまった。

 そして、清水は方向転換してクレーベルに対しオファーを出したという。クレーベルは199センチの“大型ストライカー”で、セアラーではブラジル1部リーグ、2020年に33試合・6ゴール、2021年に21試合・3ゴールを記録している。25歳ということで吸収力の高さも魅力である。

 今回の記事では、清水とセアラーについて、「このビジネスは両クラブにとって前向きになる。すでに交渉は始まっていて、来週末までには結果が出るだろう」とのことで、一気に契約締結まで至るかもしれないと見ている。

 一方、結果的に打撃を受けそうなのがスポルチ・レシフェだ。2022シーズンのセリエB降格が決まっているだけに、財政的にも大きなプラスを得られるはずだったチャンスを失ったと報じられている。

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[文:サカノワ編集グループ]

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