橋岡大樹のオウンゴールにルートン監督「あまりに厳しかった」。アーセナル冨安健洋とプレミアリーグでの対決実現
アーセナルのエンケティアとマッチアップするルートンの橋岡大樹。(Photo by Eddie Keogh/Getty Images)
ガナーズが暫定首位浮上、ルートンは降格圏を脱せず。
[プレミアリーグ 31節] アーセナル – ルートン/2024年4月4日3:30(現地3日19:30)/エミレーツスタジアム
イングランド・プレミアリーグ31節、アーセナルFCがルートンタウンFCに2-0の勝利を収めて、暫定首位に再浮上した。前節まで首位の日本代表MF遠藤航が所属するリバプールFCは今日(日本時間5日3:30)、ホームで最下位のシェフィールド・ユナイテッドと対戦する。
アーセナルのDF冨安健洋は73分にオレクサンドル・ジンチェンコと交代出場し、左サイドバックに入って無失点勝利に貢献。一方、ルートンのDF橋岡大樹は3-4-2-1の右ストッパーで先発し、プレミアリーグ初のフル出場を果たした。
橋岡はゴールの枠に向かう強烈なシュート、さらに決定機になりかけたクロスを放つなど、攻撃面で変化を与えた。一方、守備面では、2失点目のオウンゴールを記録した。
自身のマークについていたリース・ネルソンに前へ入られて、そこを再び封じ込もうとした際、エミール・スミス=ロウのクロスを足に当ててしまった。
『ルートン・トゥディ』によると、ルートンのロブ・エドワーズ監督は試合後、特にこの2失点目を悔やんでいた。
「私たちにとって2失点目はあまりに厳しかった。マンマークのプレスが剝がされてズレ、スペースが生まれ、右サイドのチャンネルが少し乱れました。彼らはそこを見逃しませんでした。
私たちがこれまで経験していることからすると、ハーフタイムを前に2失点目を喫してしまうことは、とても、とても痛いものでした」
そのように橋岡のオウンゴールを悔やんでいる。
マークがズレていったなか、橋岡は、自身がついていたネルソンではない目の前にいる選手への対応も求められた。その一瞬でネルソンに前へ入られ、そこからオウンゴールとなってしまった。
ガナーズが暫定首位に立った一方、ルートンは5勝7分19敗の勝点22で18位のまま。残留圏の17位ノッティンガム・フォレストFCとは3ポイント差だ。
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ワースト3位の失点数を減らすことが課題で、橋岡は徐々にプレミアリーグのスピードにも慣れてきたなか、チームを助ける仕事がより期待される。