【U-23日本代表】UAE戦で決勝点の木村誠二「ほとんど(山本)理仁のゴールです」。パリ五輪アジア最終予選は日韓戦を前に、準々決勝進出決定
木村誠二(Photo by Alexander Scheuber/Getty Images)
「突き詰めれば、直せるところがたくさんあり、その修正ができれば、もう一つ上のレベルへ行ける」
[U-23アジア杯 GSB組 第2戦]U-23日本代表 2–0 U-23UAE代表/2024年4月20日0:30(現地18:30)/ジャシム・ビン・ハマド・スタジアム(カタール)
パリ・オリンピックのアジア最終予選となるカタールU-23アジアカップのグループステージ(GS)第2戦、U-23日本代表が木村誠二と川﨑颯太のゴールで、U-23UAE代表に2-0の勝利を収め、勝点6に伸ばした。日本は2試合を終えた時点で、準々決勝進出を決めた。GS3節で対戦する韓国代表もベスト8行きを確定させている。
木村は試合後のフラッシュインタビューで、「相手のヘディングが強いので、センターバックは一人チャレンジ、一人カバーの意識を共有し合い、サイドバックの二人も良くやってくれました」と無失点の守備面について振り返った。そして得点シーンは、「(山本)理仁から良いボールが来て、当てればゴールに入るというボールでした。あれはほとんど理仁のゴールだったと思います」と、クロスを放った山本に感謝した。
「攻撃面では、相手のプレスに苦しみ、簡単に前へ蹴ってしまうこともありました。しっかり後ろからビルドアップできたところもあったと思います。守備でも、決して良かったわけではなく、ヘディングでは相手より前でほとんど触れられませんでした。突き詰めれば、直せるところがたくさんあり、その修正ができれば、もう一つ上のレベルへ行けます。そこはみんなで声を掛け合い、修正していければと思います」
そのように木村はその課題がある点を、むしろ“のびしろ”として感じ取っていた。
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日本は中国、UAEを破って2連勝。最大のライバル韓国とはGS最終節で組まれているが、このあとノックアウトステージでは重要な準々決勝と準決勝での対戦を回避。決勝か3位決定戦まで対戦はない。