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【移籍】ジダンはバイエルンよりマンチェスター・ユナイテッドを好む?

ジネディーヌ・ジダン氏(Photo by Aurelien Meunier/Getty Images)

本命はラングニック?

 現在フリーとなっている元フランス代表で前スペイン1部レアル・マドリード指揮官のジネディーヌ・ジダン氏の動向が注目を集めている。

 トーマス・トゥヘル監督の2023-24シーズンでの退任が決まっているドイツ・ブンデスリーガ1部バイエルン・ミュンヘンがジダン氏の仲介人と接触を取ったと、スペインメディア『マルカ』が4月14日に報じた。『スカイ』は翌日にこの報道を否定したが、ドイツ専門誌『キッカー』は、“本命”が現オーストリア代表のラルフ・ラングニック監督で、二番手としてジダン氏が「候補者として挙がっている」と伝えた。

 するとフランス有力紙『レキップ』も19日、「バイエルンはラングニックとジダンに絞った」とレポートした。

 一方、『レキップ』の情報を引用している現地メディアによると、ジダン氏は「バイエルンにリスペクトを表している」ものの、現地での言語や生活に不安を抱いている――という。そしてエリック・テン・ハフ監督の来シーズンの動向がまだ不明瞭である、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドでの指揮により興味を持っているというのだ。

 このユナイテッドの情報は唐突感を否めない。が、リーグ12連覇の夢が途絶えたバイエルンが、”照準”を当てているのは間違いないようだ。

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 ジダン氏はレアル・マドリードで2020-21シーズンまで指揮し、そこから充電期間に突入していた。フランス代表監督のポストを狙っていたと噂されるものの、カタール・ワールドカップ(W杯)での準優勝により、ディディエ・デシャン監督が北中米W杯のある2026年6月まで契約を延長。現時点でその線は2年先までなく、さらに”3次政権”の期待もあったレアル・マドリードだが、カルロ・アンチェロッティ監督の続投が決まっている。

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