冨安健洋フル出場、先制点に絡む!一転して激闘、アーセナルがトッテナムとのダービー3-2で制し暫定首位キープ

3-0から後半、スパーズが驚異の挽回。

[プレミアリーグ 35節] トッテナム 3-2 アーセナル/2024年4月28日22:00（現地14：00）/トッテナム・ホットスパー・スタジアム

　イングランド・プレミアリーグ35節、アーセナルFCがトッテナム・ホットスパーFCとのノースロンドンダービーを3-2の勝利で制して、80ポイントに一番乗りし暫定首位をキープした。

　アーセナルのサッカー日本代表DF冨安健洋は左サイドバックで先発してフル出場。コーナーキックの競り合いから、ピエーミル・ホイビュアのオウンゴールによる先制点を引き出した。

　15分のOGによる先制点から、27分には完璧なカウンターからブカヨ・サカが2点目を奪取。さらに38分、再びコーナーキックからカイ・ハフェルツが決めて、前半だけでアウェーチームが3-0とする。

　ボール保持率で大きく上回り攻撃的な姿勢を貫くトッテナムは諦めない。

　64分、相手ミスを見逃さずクリティアン・ロメロが冷静にシュートを沈めて、まず1点を返す。

　あと1点決められれば何かが起きる――。スタジアムがそんな空気に包まれるなか、87分、ソン・フンミンがPKを突き刺して、ついに1点差とする。

　爆発的な声援に後押しされるトッテナムがさらに攻撃を強める。これに対し、アーセナルはヤクブ・キヴィオルを投入。5バックにして、ゴール前に壁を築く。

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　アディショナルタイム6分間、スパーズは最後まで攻め抜いたが……。冨安らがこの反撃を食い止めてみせた。

　アーセナルは勝点80に乗せて、暫定首位をキープしている。