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フェイエノールト新指揮官候補に横浜FMマスカット前監督が浮上「グアルディオラを驚かせた」「興味深い名前」

マスカット監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

スロット監督のリバプール就任を受けて。

 アルネ・スロット(Arne Slot)監督の来シーズンのイングランド・プレミアリーグのリバプールFCの監督就任内定(間もなく正式発表される)により、注目されるのが空位になるオランダ1部フェイエノールト・ロッテルダムの新監督だ。覇権奪回を目指すなか、中国1部リーグの上海海港を率いるJ1リーグ横浜F・マリノス前監督のケヴィン・マスカット氏の名前がメディアの中で浮上している。

 オランダメディア『フットボール・インターナショナル』は4月29日、同メディアが推す9人のフェイエ新監督候補の中に、「興味深い名前」としてマスカット氏をピックアップしている。

 同メディアは具体的に、フェイエノールト・スロットの後任監督は、スタイルの共鳴するシティグループの中から選ばれるのではないかと予想。そこで今シーズン横浜FMから上海海港足球倶楽部に移籍したマスカット氏の名前を挙げているのだ。 

 同メディアはマンチェスター・シティとの昨年夏の親善試合で、横浜FMが3ゴールを決めた(5失点)ことを振り返り、「ペップ・グアルディオラ監督は『ビルドアップをする最中にダイナックな攻撃を仕掛けてくる。全て気に入っているサッカーをします』とべた褒めしていた」という話をピックアップ。そして何より、トッテナム・ホットスパーFCのアンジェ・ポステコグルー監督の後任として横浜FMを率いており、そのアタッキングサッカーは魅力的だとも伝える。

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 しかも現在、上海海港は4-3-3のダイナミックなサッカーを繰り広げ、4勝3分と無敗をキープしている(4位)。サッカー日本代表FW上田綺世の所属するフェイエノールトのスタイルは、さまざまな点で符号するのではないか――と、マスカット氏を推薦している。