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【松本×横浜FM】僅差…しかし力の差。反町監督「甘さ出たが、時すでに遅し」、アンジェ監督「1得点のみ? いい結果だ」

横浜FMのポステコグルー監督と松本の反町監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

首位に立った横浜FMは次節にも優勝決定、松本はJ1・J2入れ替え戦枠へ望み。

[J1 32節] 松本 0- 1横浜FM/2019年11月23日/サンプロアルウィン

 17位の松本山雅FC対2位の横浜F・マリノスの一戦は、アウェーチームが開始2分に決めた仲川輝人のゴールを守り切り、1-0の勝利を収めた。松本は阪野豊史の決定的なヘディングシュートを畠中槙之輔にビッグクリアされるなど攻略できず。結局、ホームチームから見て、シュート数4本対10本、ボール支配率28パーセント対72パーセント。内容的にも上回った横浜FMがついに首位に浮上した。

 横浜FMのアンジェ・ポステコグルー監督は試合後のフラッシュインタビューで、スタイルを貫くことの大切を改めて強調した。

「予想通りのタフな試合になりましたが、ピッチ上で選手たちが約束事を守り、自分たちのサッカーを貫いた結果、この勝利を勝ち取ることができました。自分たちの約束事を守りながら攻め切り、1点しか奪えませんでしたが、2点目を奪えるチャンスも作り出していました。やはり相手があれだけ下がって守備を固めてくると、スペースが消されてなかなかゴールまでというのは難しくなるものです。そうした中でも、いい結果で終えることができたと思います」

 ついに首位に立った。FC東京とは勝点1差。次節、横浜FMが川崎フロンターレに勝って、FC東京が浦和レッズに負けると、横浜FMの2004年シーズン以来15年ぶりの優勝が決まる。

 しかし指揮官は気を引き締める。

「いい形で今日も勝てましたし、次の試合も川崎という素晴らしいチームとの対戦です。それに向けてしっかり準備して、チャレンジしたいと思います」

 そして、優勝のために必要なものを問われたポステコグルー監督は、一言、「自分たちのサッカーを貫きやり遂げることだけです」と強調した。

 一方、2連敗で4試合勝ち星なしの松本の反町康治監督は次のように振り返った。

【続く】反町監督「ここまで来たら、よそ行きの顔ではなく、自分たちの『顔』で」

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