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【松本×横浜FM】僅差…しかし力の差。反町監督「甘さ出たが、時すでに遅し」、アンジェ監督「1得点のみ? いい結果だ」

「最初から試合を決めに来る」と警戒していたが――。

 

横浜FMのポステコグルー監督と松本の反町監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

 松本の反町監督は0-1で敗れた横浜F・マリノス戦後のフラッシュインタビューで、次のように語った。

「当然ながら最初のワンチャンス(開始1分を回っての仲川弾)。向こうは初めからゲームを決めに来る、という話はしていましたが、ちょっと甘さが出たかなと思います。そのあとは目が覚めたようにしっかりやりましたけれど、時すでに遅しでした」

 指揮官はそのように厳しい表情で振り返った。

「当然ボールを支配されるのは予想のもとでしたが、その中で中盤を密にしてボールを奪うところは考えて、そのあともしっかりできていました。ゲームに勝てなてなければ意味がないですが、全体的にはこの1週間やろうとしてきたことをできました。あとは最後のところ、ワンチャンスかどうかのところで決め切れるか。それに尽きると思います」

 残り2試合、16位の湘南ベルマーレとは勝点2差。最終戦で直接対決があることを考えると、もう離されるわけにはいかない。

「ここまで来て、よそ行きの顔をして戦ってもしょうがないので、自分たちの顔でやりたいなと思います」

 前向きに捉えるならば、最少失点で乗り切ったところ。得失点差は湘南と8ポイント差ある(湘南がマイナス24、松本がマイナス16)。それでも次節は、強力アタッカー陣を揃えるガンバ大阪とのアウェー戦だ。

「アウェーになりますけれど、いい結果を得て、最終戦を戦いたいと思います。ファイトして、やってきたいと思います」

 泣いても、笑っても、あと2試合を残すのみ。首位・横浜FMは逃げ切れるのか。17位・松本は這い上がることができるのか。この日のウノゼロが、最後、どのような意味を持つことになるか――。

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[文:サカノワ編集グループ]

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