鳥栖のF・トーレスがリーグ初得点!金崎弾もアシストし「完璧な試合になった」
サガン鳥栖に加入したフェルナンド・トーレス。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
J1残留争うG大阪を下し、「トーナメントのような大事な試合が続く」と気を引き締める。
[J1 24節]鳥栖 3-0 G大阪/2018年8月26日/ベストアメニティスタジアム
サガン鳥栖のフェルナンド・トーレスが、85分に福田晃斗の右サイドからのクロスにダイビングヘッドで合わせ、嬉しいJ1リーグ初ゴールを決めた。天皇杯4回戦のヴィッセル神戸戦に続く公式戦2試合連続ゴール。また、F・トーレスのアシストから、鹿島アントラーズから今夏加入した金崎夢生も新天地での初ゴールを決めた。試合は鳥栖が3-0でガンバ大阪を退け、残留争いをするライバルから貴重な勝点3を手に入れた。
試合後、2万60人の大観衆の前に、F・トーレスがヒーローインタビューで登場。「Jリーグ初ゴールをホームのサポーターの前で決められて嬉しい。再び(福田)アキトからの素晴らしいアシストだった(天皇杯に続いて)。私もアシストできて(金崎にラストパスを放つ)完璧な試合になったよ」と喜びを語った。
何よりこの一戦の持つ意味をフェルナンド・トーレスも認識していた。自身のゴールでG大阪から勝利を収められたことで、さらに気を引き締めていた。
「これからトーナメントのように最後まで大事な試合が続いていく。今日のランやプレーをずっと貫ていきたい」
最後はとても流暢に「有難うございます!」とあいさつ。チームとしても、点の取り方や勝ち方のモデルケースを共有できた。鳥栖にとっても、本人にとっても、待望であり、大きな意味を持つ3ゴール(小野裕二も先制点を決めた!)と勝利になった。
一方、G大阪は昨季からアウェーで17試合連続勝利なし。好不調の波があり、上昇へのキッカケをなかなか掴めずにいる。
文:サカノワ編集グループ