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【鹿島】注目の首位・神戸との上位対決へポポヴィッチ監督「経験と質を備えた選手が揃う。我々も最高の状態で力を見せ、戦い切りたい」

神戸戦前日練習での鹿島のポポヴィッチ監督。(C)KASHIMA ANTLERS

昨季ホームゲームは1-5大敗。しかし1年以上前であり、「その敗戦はまったく関係ない」。

[J1 15節] 鹿島 – 神戸/2024年5月19日15:00/県立カシマサッカースタジアム

 J1リーグ鹿島アントラーズのランコ・ポポヴィッチ監督が5月18日、オンラインによる取材に応じて翌日のヴィッセル神戸戦に向けて抱負を語った。

 昨季王者であり、現在も首位に立つ。その神戸を3位・鹿島は3ポイント差で追う。しかも相手には元鹿島の大迫勇也がいて、鈴木優磨とのエース対決も注目に。熱い上位対決がカシマで実現する。

「日本代表や海外での経験もあり、またクオリティを備えた選手が揃っています。何より彼らの一番の強みは、ここ3年間、主力メンバーが変わらず戦えているところにあると思います。リスペクトを持って戦いますが、我々が何をするのか、我々次第というのが一番重要だと思っています。ここまで積み上げてきたことを、しっかり見せていくことを、まず大切にしたいです」

 もちろん警戒し対策は練る。ただ、そこに捉われ過ぎず、むしろ、鹿島の個々がより力を発揮することを重視するという。

「試合を重ねるごとにクオリティの部分がさらに上がり、前進できている姿を見せることが、すごく重要だと思います。相手にとらわれず、自分たちのサッカーを押し進めていくことがすごく重要です」

「自分たちのやりたいこと、やってきたこと、積み上げてきたことを、しっかり見せられれば、相手が我々のペースに合わせなければいけないという展開になります。しっかり試合に入りたい。強い相手に、我々のペースで戦うことをピッチで見せたいです。相手もクオリティの高いチーム。インテンシティも備えています。フィジカル的なスピードにも優れています。そういった相手に、我々も最高の状態で、力を見せなければいけない」

 昨年のホームゲームは1-5と大敗を喫した。神戸との差を突き付けられた一戦でもあった。ただ、ポポヴィッチ監督はそれは1年以上前であり、しかも雨天だったことを挙げ、「今回は5月で晴天の予報でもあり、その敗戦はまったく関係ないと思っています」と意に介さなかった。

「勝利にこだわる姿勢を見せ、やらなければいけないことは一体なんなのか。そこをしっかり理解して戦い切ります」

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 チャレンジャーの立場ではある。ただ思い切って挑み、神戸からホームでの勝点3獲得を目指す。鹿島-神戸の一戦は5月19日15時から、カシマスタジアムで開催される。

Posted by 塚越始

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