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【浦和】ソルバッケン待望デビュー!直後、頭突きした長崎DFモヨ・マルコム強志にレッドカード。しかし長崎に敗れる…ルヴァンカップ3回戦

浦和レッズのサポーター。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

数的優位もフアンマにヘッドで決められ敗れる…早くもカップ戦終了に。

[ルヴァンカップ 3回戦] 長崎 1–0 浦和/2024年5月22日19:00/ トランスコスモススタジアム長崎

 Jリーグ・ルヴァンカップのV・ファーレン長崎が1-0で浦和レッズに勝利を収めた。この試合、後半途中にASローマから浦和に期限付き移籍中のノルウェー代表FWオラ・ソルバッケンが待望の新天地デビューを果たし、随所で好プレーを見せたものの、ゴールは奪えなかった。

 今季加入した25歳のウインガーは負傷などもあり合流が遅れた。そして今回初めてベンチ入りを果たすと、スコアレスで迎えた66分、渡邊凌磨と代わってピッチに立った。

 左ウイングに入ったソルバッケンは、左サイドバックの大畑歩夢とさっそく連動したプレーを見せて、敵陣でのボール奪取にも絡む。すると70分、左サイドの相手ゴールライン際でモヨ・マルコム強志と競り合いに。

 互いに掴み合うような形になると、前のめりに倒れたモヨが立ち上がってソルバッケンと言い合い、頭突きをする。

 ソルバッケンは倒れなかったものの、これをしっかり見ていた山下良美主審(審判団)がモヨにレッドカードを提示(ソルバッケンにはイエローカード)。長崎の選手が抗議したものの、主審と副審も情報を確認したうえで、その判定のまま試合は再開された。 

 浦和が11人対10人と数的優位になる。ところが……78分、先制したのはホームチームだった。その浦和の左サイドの守備で、誰がボールサイドに行くのか曖昧になった際、クロスを上げられてしまう。するとフアンマ・デルガドにヘディングでゴールを決められてしまう。

 そのあとレッズは武田英寿を投入し、ソルバッケンはチアゴ・サンタナと前線に入る攻撃モードに。だが、チアゴの決定的なシュートは阻まれ、試合終了間際のセットプレーのチャンスも逃して……長崎が1-0で勝利。

 2024シーズン、サポーターの暴動を受けて天皇杯への出場権を剥奪され、またAFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)への出場権も得ていない。

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 そのため、浦和のカップ戦は早くも終了に。今後はリーグ戦のみに集中することになる。26日のリーグ戦は、首位のFC町田ゼルビアとホームで対戦する。

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