【C大阪】日本代表DF毎熊晟矢の後継者、奥田勇斗が浦和から「こぼれてきそうだと感じ、少し前へ出た」とスーパーゴール
セレッソ大阪のユニフォーム。(C)SAKANOWA
同じ桃山学院大出身、背番号「16」も今シーズン引き継ぎ、右サイドバックでさっそく結果を残す。
[J1 18節] C大阪 2-1 浦和/2024年6月15日19:03/ヨドコウ桜スタジアム
J1リーグ18節、セレッソ大阪の奥田勇斗(Hayato OKUDA)が浦和レッズ戦、1-0でリードした49分にコーナーキックの流れから約25メートルの強烈なハーフボレーを突き刺してみせた。これが決勝点となり、C大阪はホームで4月13日の川崎フロンターレ戦(〇1-0)以来、約2か月ぶりとなる勝点3を獲得した。
名手である西川周作の反応も一瞬遅れたが、その一撃を……奥田自身も狙っていたと明かした。試合後のDAZNのフラッシュインタビューで、次のように明かした。
「コーナーキックが上げる時点で、『(ボールが)こぼれてきそうだな』と結構感じていて、いつもより前めのポジションを取っていました。そしたら意外といいところへ転がって来たので、あとはホームランにならず、しっかり抑えたら、いいコースにシュートが決まりました。良かったです」
海外移籍のためC大阪を離れることが決まった日本代表DF毎熊晟矢がこの日はスタンドから観戦した。同じ桃山大学出身であり、今季から毎熊のつけていた『16番』を継承した。そして、毎熊の抜けた右サイドバックでこの日フル出場し、プロ初ゴールを突き刺した(2019シーズンのガンバ大阪ユース在籍時、J3で1得点)。
「毎熊くんに恥じないプレーをしようと心掛けています。毎熊選手のプレーを見てたくさん吸収してきたので、今日はスタメンで出たので、勝って送り出したい気持ちで試合に臨みました」
23歳のサイドバックは「自分でもビックリするゴール。皆さんの歓声が聞こえて気持ち良かったです。サイドバックは人がおらず自分がやらないといけないといけないという責任感はあり、最後まで走り切れて良かったです」と胸を張った。
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むしろ、さっそく毎熊に続き、C大阪からの日本代表入りもあり得るのではないか――そう期待の膨らむ活躍ぶりだった。約2か月ぶりのリーグ戦でのホームゲーム勝利。C大阪は次節、アウェーでジュビロ磐田と対戦する。