【G大阪-町田】半田陸が珍しい2プレー連続で警告を受けて前半のうちに退場処分
半田陸。(Photo by Koji Watanabe/Getty Images)
首位奪取ならず。数的不利になり、逆転を許して敗れる。
[J1 21節] G大阪 1-3 町田/2024年6月30日18:03/パナソニック スタジアム吹田
J1リーグ21節、ガンバ大阪 – FC町田ゼルビアの一戦、G大阪の半田陸が2プレー連続でイエローカードを受けて、前半のうちにレッドカードをもらうという珍しい退場劇があった。試合は3-1で町田が逆転勝利を収めた。
G大阪が勝てば首位が入れ替わる注目の上位対決。9分、ホームチームが絶好調ウェルトンのゴールで先制に成功する。
しかし……。31分、パリ・オリンピックに挑むU-23日本代表のチームメイトでもある平河悠の突破に対し、半田がスライディングで止めに行く。
そこで平河に縦に振り切られそうになったため、半田はたまらなく足を振り上げて阻止。主審はこのプレーにイエローカードを提示した。
そしてこのフリーキックの流れから、今度は逆サイドで荒木駿太に対し、半田がやや遅れて足を振り上げてチャージ。危険なプレーとなり、半田は2プレー連続で主審からイエローカードを受けて、33分で退場処分を受けた。
G大阪はこの大切なホームでの一戦、この早い段階から数的不利での戦いを余儀なくされた。
1枚目のイエローカードは半田もある程度覚悟してのプレーだったと言えた。2枚目は完全に遅れてしまったものの足を振り上げてしまい、不用意と言えるファウルだった(荒木はハーフタイムで交代に)。
このあと数的優位に立った町田が、前半アディショナルタイムにオーストラリア代表FWミッチェル・デューク、さらに61分に藤尾翔太、69分に仙頭啓矢のゴールで逆転に成功。そのまま3-1で勝利を収め、首位をキープした。