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久保建英のリバプール移籍は「なし」。一体、何だったのか…

久保建英。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

イングランド、スペインは当初から否定。

  イングランド・プレミアリーグのリバプールFCがこの夏の移籍マーケットで獲得を検討していると噂されてきたスペイン1部レアル・ソシエダに所属するサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)MF久保建英(Takefusa KUBO)だが、結局、ソシエダ残留が濃厚になった。もちろん移籍期限まで1週間を残していて、まだ何が起きるかは分からないが、今夏のメガクラブ行きの可能性はほぼゼロとなった。

 アルネ・スロット監督の就任したリバプールは当初、遠藤航が務めてきた「6番タイプ(ボランチ、センターハーフ)」の補強を優先し、久保のチームメイトであるスペイン代表MFマルティン・スビメンディ(Martín Zubimendi)にオファーを提示した。しかしスビメンディはソシエダ残留を決断した。

 モハメド・サラー、ルイス・ディアスも残留。スロット監督はチームメイトへの信頼を強調し、このまま主力級の補強なしという可能性も出てきた。

 またレアル・ソシエダとしても、中盤のミケル・メリーノ(Mikel Merino)を放出し、これ以上の主力流出は望んでいないようだ。

 スペイン、イングランドのメディア、さらにファブリツィオ・ロマーノ氏は、当初から獲得プランはなく、両者の話し合いは一切行われていないと伝えていた。実際サラーがあと1年しか契約を残していない状況を考えると、久保がリストアップされていることは理解できるが……果たして水面下での動きはあったのか!?

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 レアル・ソシエダは日本時間8月25日4時30分から、アウェーでRCDエスパニョールと対戦する。久保の今季初ゴールとソシエダの初勝利が期待される。

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