【サッカー日本代表】久保建英「レアル・マドリードは別世界だった」
レアル・マドリードでの久保建英。(Photo by Adam Pretty/Bongarts/Getty Images)
フランス紙でのインタビューがスペインでも話題に。
スペイン1部レアル・ソシエダに所属するサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)MF久保建英がこのほど、フランスメディア『レキップ紙』のインタビューに登場。その内容の一部をスペインメディア『マルカ』が8月13日に伝えて話題を集めている。
これまでのキャリアを語るなか、久保はバルセロナのカンテラ(育成組織)について、「ラ・マシアはユニークな場所でした。スペインでプレーしたいと言うと、両親はそれを実現させるためにあらゆる手を尽くしてくれました。トレーニングはとても楽しかったです。勉強、サッカー、サッカー、勉強……。日本に帰るまで、毎日そんな感じでした。言葉を覚えるのに苦労しましたが、すぐにスペインの文化に溶け込めました」と振り返っている。
そして2019年にFC東京を退団して加入し、ジネディーヌ・ジダン前監督のもとプレシーズンを戦ったレアル・マドリードは「別世界だった」と語る。
「そこは別世界でした。ポゼッションを伴うトレーニングでは、ボールを失わないように、あらゆる練習では大きなストレスを感じていました。自分自身を証明しなければならなかったし、そのプレッシャーは自分にとって良いものでした。EU圏外の選手という立場を考えると、マドリードは僕と契約できず、レンタル移籍をしました」
また日本代表では、「思ったように成長できずにいます。レアル・ソシエダにいる時ほど、みんなやスタッフが僕に自信を置いていない気がします。日本では、彼らは僕にそれほど賭けてはいません」と、自身の立ち位置について語っている。
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レアル・ソシエダは日本時間8月19日2時から、ホームでのラージョ・バジェカーノ戦でラ・リーガ開幕を迎える。