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【移籍】FWギラシ、メディカルチェック「不合格」。ドルトムント加入は保留に

シュツットガルトのギラシ。(Photo by Christian Kaspar-Bartke/Getty Images)

シュツットガルトに戻って検査へ。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部VfBシュツットガルトでプレーしてきたフランス出身のギニア代表FWセール・ギラシ(Serhou Guirassy)が7月10日、ボルシア・ドルトムント入りのためメディカルチェックを受けた。しかし、そこで右ヒザに問題が発覚し、「不合格」となった。そのため、契約はまだ結ばれていない。

 伊藤洋輝(→バイエルン・ミュンヘン)、原口元気(退団決定)とも同僚だった28歳のストライカーは、昨季リーグ28試合・28得点・2アシスト(公式戦通算30試合・30得点・3アシスト)を記録。バイエルンのハリー・ケインの36得点に次ぐゴールを決めた。

 イングランド・プレミアリーグのアーセナルFC、イタリア・セリエAのACミランなど複数の強豪クラブからも注目されてきたなか、ギラシはドルトムント入りを決断。あとはメディカルチェックを経て、サインをするだけという段階だった。

 ところが『スカイ』によると、ギラシが6月に負ったとされる右ヒザの傷が発覚。それは”致命的”ではないと見られ、保存療法で改善が見込まれるとされるが、いずれにせよ再検査を要するそうだ。

 ギラシは一旦シュツットガルトに戻って、検査を受けることになる。そうしたなか、両クラブが連絡を取り合っていく。なお、ギラシは2026年までシュツットガルトと契約し、移籍金(契約解除金)は1750万ユーロ(約30億円)とされる。

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 またギラシは2016年、LOSCリールから1.FCケルンに移籍する際もメディカルチェックで「不合格」に。ただし「治療可能である」として、加入後に半月板の手術を受けて、そこから現在の活躍へとつなげた。