【浦和】中島翔哉は夏のブレイク後に復帰へ。リンセンは再び負傷し京都戦微妙、前田直輝は…
中島翔哉。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
石原広教出場停止の右サイドバック、ヘグモ監督は関根貴大に加え、井上黎生人の起用を示唆。
[J1 23節] 京都 – 浦和/2024年7月14日18:30/サンガスタジアム by KYOCERA
J1リーグ浦和レッズのペア=マティアス・ヘグモ監督が7月12日、オンラインの記者会見に応じて、14日のアウェーで開催される京都サンガF.C.戦に向けて抱負を語った。指揮官は負傷明けの選手たちのコンディションを報告し、一方、最近先発を続けていたブライアン・リンセンが再び負傷、また中島翔哉の復帰は夏のブレイク明けになりそうだと明かした。
ヘグモ監督はチーム状況について、次のように説明した。
「これまでウイングの人数がかなり少ないなかやってきましたが、松尾(佑介)、タカ(関根貴大)、トモ(大久保智明)、(小泉)佳穂がメンバー入りできる状態になり、日曜日(京都戦)には彼らがいてくれればと思っています。また、新たな若手の(本間)至恩、(二田)理央も選手登録が済み、メンバー入りできる状態です」
そのように新戦力の二人とともに、負傷明けの4選手もメンバー入りが可能な状況になったということだ。しかし、一方で主力勢には気になる情報も。
「ブライアン(リンセン)は昨日の練習で負傷し、日曜日にメンバー入りできるかどうか分からない状況です。(前田)直輝は少し前から抱えている踵に症状が見られ、次はメンバーに入れないと思われます。(中島)翔哉はかなり良くなり、今は80パーセントくらいの負荷で走れています。夏のブレイク後の最初の試合に間に合えばと思っています」
そのように中島はまたも長い離脱になるという。そして前線を牽引してきたリンセンも微妙となった。
京都戦は石原広教が出場停止になる。関根貴大が先発する予定だが、「90分間プレーできないかもしれない」として、その後の選手起用もポイントとなりそうだ。
「(右サイドバックの選択肢は?)そんなに多くはないものの、いくつかオプションはあります。タカが戻ってきますが、90分はできないかもしれないので、状態を見ながら考えます。(渡邊)凌磨も右サイドバックはできますが、今は前線で非常に好調です。あとは(井上)黎生人は古巣との対戦になり、彼が右サイドバックで出る可能性もあります」
そのように井上の抜擢もあり得るということだ。そのうえで京都の対策について、ヘグモ監督は次のように語っていた。
「4-3-3で非常にタイトにプレーするチーム。前線の3人は幅を取るというより中央寄りでプレーし、マンツーマン気味にハイプレスを掛けてきます。前線のFW3人に向けてダイレクトなボールも多く入ってきます」
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浦和がボールを持つ時間が長くなりそうだが、ゴールを奪い切れるかどうか。そこで焦れると湘南戦のように京都のパワー&カウンターサッカーが炸裂する可能性も増す。本間や二田のデビューはあれば、レッズデビュー戦ゴールを期待したい。