【浦和】ホーム開幕戦で大ブーイング。4戦未勝利、攻撃の形を作れず19位に転落
浦和の関根貴大。写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA
垣田裕暉&木下康介のW大型FWに苦戦。シュート数は上回ったものの…。
[J1 4節] 浦和 0–2 柏/2025年3月2日15:03/埼玉スタジアム
J1リーグ4節、浦和レッズが柏レイソルに0-2で敗れた。今季これまで2分2敗と未勝利で19位に転落した。
浦和を2022年まで率いたリカルド・ロドリゲス監督が、柏を率いて初の埼スタでの一戦に。柏は攻撃的な浦和対策として、垣田裕暉、木下康介の大型FWを前線に並べる。すると守備で後手を踏み、劣勢を強いられる。
そして14分、柏は大きなサイドチェンジから、小屋松知哉が関根をかわして、ファーサイドへ鮮やかなシュートを突き刺す。
柏はさらに攻撃の手を強め、31分、昨季まで浦和でプレーした小泉佳穂のクロスを、左サイドから駆け込んだ垣田がダイビングヘッドで叩き込み2点差に――。
浦和は選手交代しながら、挽回を試みる。しかし攻撃の形をなかなか作れず。シュート数(速報値)は14本対5本と大きく上回っているものの、後半は“攻めさせられた”といえるような構図に。
攻撃の形をなかなか作れず。前田直輝がGK小島亨介と1対1になる場面などはあったものの決定機は限られ、0-2で敗れた。
柏は3勝1分で首位に立った。一方、浦和は2連敗で2分2敗。これで2試合目のノーゴールに。
試合後、ゴール裏のレッズサポーターからは大ブーイングが起きた(バックスタンドへあいさつに来た小泉佳穂には拍手が送られた)。
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浦和は3月8日、ファジアーノ岡山と再び埼スタで対戦する。柏は同日、ホームで鹿島アントラーズを迎え撃つ。