【横浜FM4-1鹿島】柴崎岳のブーメランCKから知念慶先制も、天野純1得点・1アシスト! マリノス4連敗でストップ
横浜FMの天野純。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
西村拓真のタメから、ヤン・マテウスを経由してエウベルも決まる。植中朝日がトドメ。
[J1 23節] 横浜FM 4-1 鹿島/2024年7月14日19:30/日産スタジアム
J1リーグ23節、横浜F・マリノスが天野純の1得点・1アシストの活躍などで、鹿島アントラーズに4-1の逆転勝利を収めた。横浜FMはリーグ4連敗でストップ。一方、鹿島は2位から4位に順位を落とした。
前半は互いに主導権を探る展開に。鹿島が次第に優位に試合を進めると、開始7分、名古新太郎が後方から足をかけられたかに思われたシーンは、VARもチェックしたもののノーファウルの判定に。
“疑惑の判定”にやきもきしながらも、アウェーチームは29分、柴崎のブーメランのようなコーナーキックに植田直通がドンピシャで合わせクロスバーに直撃。このルーズボールをゴールラインぎりぎりで関川郁万が折り返すと、知念が豪快にヘッドで叩き込む。
すると前半終了間際、鹿島のプレスが一瞬弱まると、クロスをGK早川友基がクリアミス。アンデルソン・ロペスに当たってこぼれてきたボールを天野が沈めた。鹿島にはダメージの大きな失点に。
後半に入ると、息の吹き返したホームチームがチャンスを作り出していく。そして52分、天野のCKをエドゥアルドが後方へそらすと、ポストに当たりそのままゴールイン。横浜FMが逆転に成功した。
さらにセルヴェットFCからレンタルバックされた西村が途中出場すると、前線を活性化。その西村のタメから、ヤン・マテウスを経由。最後はエウベルがわずかな隙間を突く見事なシュートを決めた。
さらに試合終了間際、松原健のクロスを植中朝日が合わせて4点目! 横浜FMが地力を見せて4-1の勝利を収めた。
前節の北海道コンサドーレ札幌戦では効果的だった鈴木のサイドでの起点役だが、この日はむしろゴールから遠ざかることがプラスに働かず。鹿島のチャンス自体も限られた。