横浜FM一筋18年、栗原勇蔵が「世界一の幸せ者」と現役引退を発表
練習で笑顔を見せる(右から)栗原勇蔵、仲川輝人、李忠成。(C)SAKANOWA
日本代表20試合3得点。「プロ生活をひとつのクラブで全うできたことを誇りに思う」
横浜F・マリノスは12月2日、DF栗原勇蔵が2019シーズン限りで現役を引退すると発表した。12月7日の最終34節、FC東京戦の試合終了後、引退セレモニーを実施する。2002年に加入してから18シーズン、F・マリノスひとすじで戦ってきたキャリアにピリオドを打つ。
栗原は1983年9月18日生まれ、36歳。184センチ、80キロ。A型。これまでのキャリアは、経歴:原FC(原小)― 横浜マリノスジュニアユース(原中)― 横浜F・マリノスユース(横浜旭陵高)― 横浜F・マリノス
2003年にJ1リーグ年間優勝、2013年に天皇杯優勝。日本代表20試合3得点。
今シーズンは、ルヴァンカップ4試合、天皇杯1試合に出場。これまでの通算成績は、J1通算316試合・16得点、ルヴァンカップ85試合・3得点、天皇杯33試合・2得点、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)12試合・2得点。
栗原は次のようにクラブを通じてコメントしている。
「今シーズン限りで引退する事を決断しました。
プロ生活をひとつのクラブで全うし、チームメイト、チーム関係者、ファン・サポーターの方々と、18年間苦楽をともにできたことを誇りに思っています。 F・マリノスでは、サッカー選手としてはもちろん、人間としても成長させてもらいました。
18年の間に、選手としてチームに貢献できた部分もあると思いますが、足りない分はこれから返していければと思っています。
7日のセレモニーで自分の思いを改めてお話させていただきます。本当に幸せな時間をありがとうございました! 世界一の幸せ者より」
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Topics:Yuzo KURIHARA of Yokohama F・Marinos announced that he will be retiring this season.