【移籍】鹿島の松村優太が東京Vへ期限付き移籍「覚悟を持って行ってきます」
鹿島の松村優太。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
貴重な生え抜きのアタッカー、初めての移籍を決断。
J1リーグ鹿島アントラーズの松村優太(Yuta MATSUMURA)が7月21日、東京ヴェルディに期限付き移籍することが発表された。移籍期間は2024シーズン終了まで。契約により松村は期間中、鹿島との全ての公式戦に出場できない。
松村は2001年4月13日生まれ、大阪府出身。大阪東淀川FC、静岡学園高校を経て、2020年から鹿島でプレーしてきた。貴重な生え抜き選手であるアタッカーが今回、初めての移籍を決断した。
松村は鹿島を通じて、次のようにコメントしている。
「チームが苦しい時、そしてシーズン半ばでチームを離れることになり、申し訳なく思っています。この難しい決断をしたのも、僕自身、鹿島アントラーズで活躍すること、このクラブにタイトルをもたらすことにこだわり、 特に今シーズンこそはと思っていましたが、まだまだでした。そして、まだ成長が必要だと思ったからです。
覚悟を持って行ってきます。自分が苦しい時、変わらない応援をし続けてくれたファン・サポーターの皆さんの姿を、僕は知っています。だからこそ変わらない、またそれ以上の応援を、アントラーズの選手、スタッフ全員にお願いします。 ありがとうございました」
そのように不退転の覚悟を固めての移籍であるということだ。
また松村は東京Vのファン・サポーターに向けて、「チームの勝利に一日でも早く貢献できるように、覚悟を持って戦います。これから、よろしくお願いします!」と、決意を示している。
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松村は今季リーグ7試合に出場。通算ではJ1リーグ74試合・5ゴールを記録している。