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【サッカー日本代表】三笘薫の一問一答「しっかりプレーできる状態にある」、ケガの状態、新体制、新シーズンへの抱負など語る。ブライトンが鹿島、東京Vと対戦へ

三笘薫。写真:兼村竜介/(C)Ryusuke KANEMURA

プレミア最年少31歳のヒュルツェラー監督のもと、「4枚だったり3枚だったり、そこは変えながらプレーすると思います」

 ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCの日本ツアー(24日・鹿島アントラーズ、28日・東京ヴェルディ@国立競技場)のため来日したサッカー日本代表の三笘薫(Kaoru MITOMA)が7月23日に記者会見を行った。昨シーズン終盤から背中(腰)の負傷により長期離脱していた27歳のウインガーは、現在のコンディション、ファビアン・ヒュルツェラー新監督のもとでのチーム状況、新シーズンへの抱負などを語った。

 三笘の一問一答は次の通り。

――復帰までの道のり、現在のコンディションは?

「シーズン中に復帰したかったですが、それが伸びてしまい、次のプレシーズンに向けてやろうと計画しリハビリしてきました。ボールを蹴り始めたのはシーズンが終わったあと個人で少しずつ蹴り始めた程度でした。

 昨シーズン中は少しずつ走り始めたぐらいで、そこから徐々に上がってきた印象です。今もまだシーズンに向けてやるべきことがたくさんありますが、しっかりとプレーできる状態ではあります」

――負傷中に気付かされたことは?

「毎回ケガをするたびに、自分の中の弱さだったり、フィジカル的な弱さだったり、ケガをする原因を作っていたのはやはり自分自身なので、そこはしっかり分析し、次に生かそうという作業はやってきています。そういった面でいろんなことに気付かされたことはありました。

 日本代表の試合なども、そのなかでプレーするところを常に考えながら見ていました。2次予選を見ていて素晴らしい活躍をしている選手からすごく刺激を得て、僕も負けていられないなと思っていました」

――プレミアリーグ最年少31歳のヒュルツェラー監督のもと、ポジションは?

「監督はいろいろなフォーメーションを試し、まだ僕たちの練習でも試してないことを、シーズンの中にもやると思います。後ろ(最終ライン)が4枚だったり3枚だったり、そこは変えながらプレーすると思います。

 僕自身が得意なのはやはりサイドで、そこを求められていると思います。ウイングから仕掛けるところなど、1対1の局面を求められ、もちろんハースペースや中央でプレーすることも今後あるかもしれませんが、基本的には左サイドでのプレーが多くなるかなと思います。

 チャレンジしていることは、ほとんど言えないことばかりです(苦笑)。それを出せるか出せないか、それが出せたとしても結果に結びつくかは分かりません。本当に毎日、毎日チャレンジしながらやっているので、それはシーズンの結果が出たあとに言えればと思っています」

――新シーズンのプレミアリーグについて。

「菅原(由勢)選手(→サウサンプトンFC)や鎌田(大地)選手(→クリスタル・パレスFC)が入ってきて、世界最高峰のプレミアリーグで対戦できて、すごく嬉しいです。5大リーグ、プレミアリーグに参加する選手が増えていければ日本代表の底上げにもなり、日本代表へも還元できると思います。

 毎シーズがが本当に厳しく、僕も3シーズン目になりそれはよく分かります。結果を出さないと生き残っていけないリーグなので、しっかり準備して今シーズンも戦いたいと思います」

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