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三笘薫が抱く危機感「個人のところでも競争のレベルが高く、結果を残していきたい」、東京V戦も前半45プレー。ブライトン4-2、ジャパンツアー2連勝

三笘薫。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

キャプテンマークをつけて国立のピッチに立つ。「日本人選手として世界にいいニュースを届けられるように頑張りたい」

[親善試合] 東京V 2–4 ブライトン/2024年7月28日18:30/国立競技場

 イングランド・プレミアリーグ ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCが7月28日、ジャパンツアー第2戦、J1リーグの東京ヴェルディに4-2の勝利を収めた。鹿島アントラーズ戦(〇5-1)に続いて2連勝。サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)の三笘薫(Kaoru MITOMA)は2試合連続で左MFとして先発し、前半45分間プレーした。

 三笘は試合後のフラッシュインタビューで、「最低限、2試合とも勝てたことはすごく良かったと思います。課題も残りましたが、いいジャパンツアーになりました」と振り返った。

 この日はキャプテンマークをつけてプレー。惜しいアウトサイドでの決定的なシュートを放ったが得点ならず。ただ5か月ぶりの実戦復帰を日本で果たし、順調に調子を上げてきていることを示せた。

「キャプテンが粋な計らいをしてくれて感謝しています。僕自身、得点を決められたら良かったですが、それはプレミアリーグにとっておいて、また頑張りたいと思います」

 また、プレミアリーグ史上最年少31歳のファビアン・ヒュルツェラー監督が求めるレベルには、個としても、組織としても、まだ達していないと感じている。

「まだ監督の求めるレベルには全員なれていません。特に守備の部分でまだまだやらないといけない。個人のところでも競争のレベルが高いので、全員が戻ってきたあと、結果を残していきたいと思います」

 そして三笘はプレミアリーグの舞台で、この日本を代表して戦うという決意を示した。

「温かいサポート、ありがとうございます。これからシーズンが始まり、タフな戦いが待っています。僕も結果を残していきたいです。日本人選手として世界にいいニュースを届けられるように頑張っていきたいです」

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 ブライトンはこのあとイングランドに戻り、8月17日のプレミアリーグ開幕のエヴァートンFC戦に向けて準備を進めていく。

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