バイエルン、コンパニ采配的中! ヴォルフスブルクに3-2逆転勝利。決勝ゴールはミュラー→ケイン→ニャブリ
バイエルンのケインは得点こそなかったものの、決勝点をアシストするなど抜群の貢献を見せた。 (Photo by Stuart Franklin/Getty Images)
不要なPKとキム・ミンジェのミスから2失点を喫したが…。
[ブンデスリーガ 1節]ヴォルフスブルク 2-3 バイエルン/2024年8月26日/フォルクスワーゲン・アレーナ
ドイツ・ブンデスリーガ2024-25シーズン開幕戦、王座奪還を目指すバイエルン・ミュンヘンが一時逆転されたものの再逆転に成功し、VfLヴォルフスブルクに3-2の勝利を収めた。
サッカー日本代表の伊藤洋輝を加え(現在、足の指の骨折により離脱中)、38歳のヴァンサン・コンパニ監督が新たに就任したバイエルンは、新旧のメンバーを織り交ぜてこの一戦に臨んだ。
19分にヤマル・ムジアラのゴールで先制に成功したものの、そのあと後半に不要なPK献上とキム・ミンジェの痛恨のミスから2失点を喫して、一時1-2とリードを許す。
しかしコンパニ監督の采配が的中。65分にトーマス・ミュラーを投入した1分後、コーナーキックからそのミュラーが絡んでのオウンゴールで同点とする。さらに81分にキム・ミンジェに代えてエリック・ダイアーを投入。そしてニャブリを左から右へと配置転換するなどテコ入れする。
するとミュラーが相手に背中を掴まれながらも倒れず、ケインにパス。ケインが踏ん張って、オフサイドぎりぎりで右へ流す。ニャブリが中に持ち込み、鋭いシュートをポストに当てながらも叩き込んでみせた。
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4バックから3バックの変更などコンパニ監督の策が見事にハマった。バイエルンが3-2で勝利を収め、王座奪還へ力強く一歩を踏み出した。