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フランクフルト3位浮上!長谷部誠「我慢が結果につながった」と満足。週末は王者バイエルン戦!

フランクフルトの長谷部誠。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

「クオリティは高く、バイエルンに勝つチャンスはきっとある」

[ブンデスリーガ 21節] フランクフルト 2-0 ケルン/2021年2月14日(日本時間15日)/コメルツバンク・アレーナ

 ドイツ・ブンデスリーガ1部、アイントラハト・フランクフルトが1FC.ケルンに2-0の勝利を収めて、3位に浮上した。次節は2月20日、8連覇中の首位バイエルン・ミュンヘンと対戦する。フランクフルトは3-4-2-1の布陣を採用、長谷部誠はボランチでフル出場、日本代表MF鎌田大地はシャドーで先発して先制点をアシストするなど活躍し82分に交代している。

 フランクフルトは主導権を握るものの前半をスコアレスで折り返す。後半に突入すると、57分、縦パスを鎌田がヒールで方向を変えて、絶好調のエース、アンドレ・シルバが4試合連続となる今季18点目をゲット! 79分にはエヴァン・ヌディカが追加点を奪ってみせた。そのまま逃げ切り2-0の勝利を収めたフランクフルトは、4連勝で10試合負けなしだ。

 ボランチとして10試合連続の先発出場を果たした長谷部は試合後、次のようにコメントしている。

「今日は我慢が結果につながりました。ケルンは後方をしっかりと固めていて、それがモチベーションにもなり、デュエルに挑みました。最初は苦戦しましたが、冷静さを保ち、2-0の勝利に値した内容でした」

 攻め急がずに戦況を見守りながら、しっかり勝負どころをモノにした。その舵取りでありバランスを保っていたのが長谷部だった。

「前半はボールポゼッションで上回りましたが、ゼヒツェーン(=16:ペナルティエリアの縦が16メートル)に入るシチュエーションが少なすぎました。だからこそ、後半は6番(守備的ではないほうのボランチ)がよりオフェンス的になりました。来週はジブリルが出場停止ですが、私たちはとてもクオリティの高いチームであり、バイエルン・ミュンヘンに勝つチャンスはきっとあります」

 そのように打倒バイエルンに燃えていた。 

 フランクフルト対バイエルンは日本時間2月20日23時30分から、コメルツバンク・アレーナで行われる。

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[文:サカノワ編集グループ]

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