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前代未聞、松木玖生のギョズテペに「2試合フィールド閉鎖」の厳罰処分。開幕戦のフェネルバフチェ会長襲撃など

松木玖生。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

代替開催か。トルコのプロフットボール規律委員会が下し、クラブは不当だと主張。

 松木玖生(Kuryu MATSUKI)の所属するトルコ1部ギョズテペSKが開幕早々、トルコのプロフットボール規律委員会(PFDK)から2試合の「フィールド閉鎖」という前代未聞の厳罰処分を受けた。

 ギョズテペはホーム開幕となった8月18日に行われたフェネルバフチェSK戦(△2-2)、50分頃、フェネルバフチェのアリ・コチュ会長がピッチ脇に登場。するとスタンドから投げ込まれたペットボトルがコチュ会長に当たり、さらにギョズテペサポーターがピッチに入って後方から襲い掛かった(サポーターは警察に連行)。その騒動により試合は中断された。コチュ会長にはピッチに入る許可は与えられていなかったという。

 さらにPFDKは、「サポーターによる醜悪なチャントが歌われた」ことも処分対象であると発表している。

 また、会場に入れなかった観客がいたなど、いきなり様々な問題が起きたということだ。

ilkses』によると、PFDKはギョステペに対し2試合の「競技場閉鎖」という厳しい処分を下した。この処分が適用される場合、まずは半自動オフサイドが適用されるスタジアムで代替開催するよう指示されているという。

 しかしギョズテペはこの処分に異議を唱えて、処分の不当を訴えている。処分は免れないと見られるが、減罰を求めているということだ。

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 松木はこの開幕戦はスタジアムで観戦。24日のアウェーでのアランヤ・スポル戦で78分から途中出場して、新天地デビューを果たしている。試合は1-1で引き分けている。

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