久保建英が5人を引き付け先制点の起点。厳しすぎるオヤルサバルの一発退場響き、ソシエダがアラベスに1-2敗戦
久保建英。写真:兼村竜介/(C)Ryusuke KANEMURA
クリアが失点にもつながる。次節はアウェーでの“古巣”ヘタフェ戦。
[スペイン1部 3節] R・ソシエダ 1-2 アラベス/2024年8月29日(現地28日)/レアレ・アレーナ
スペイン1部リーグ3節、レアル・ソシエダがデポルティーボ・アラベスに1-2で敗れ、ホームでの今季初勝利はならなかった。サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)の久保建英は2試合ぶりに先発出場し先制点の起点となった。
前半の29分、ミケル・オヤルサバルが後方から来た相手と接触した際、足を踏んだとして、VARとOFRを経て一発レッドカードで退場処分に。相手が飛び込んで来たとも言え、非常に厳しい判定だった。
しかし数的不利となったホームチームだが、32分、クリアボールを収めた右ウイングの久保が中央へ持ち運び5人を引き付ける。そこから展開されたあと、最後は左クロスにブライス・メンデスが合わせて、ゴールネットを揺らした。
だが前半終了間際、アラベスのコーナーキックで、イゴール・スベルディアが相手選手のユニフォームを背中から掴んで倒したとしてPKを献上。これを決められて同点に。
さらに77分、最終ライン付近まで戻って守備に加わっていた久保だが、クリアが小さくゴール前でアラベスに回収される。そこからトニ・マルティネスに決められてしまい、1-2と逆転された。
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レアル・ソシエダは1勝2敗と黒星先行に。次節は日本時間9月2日2時15分から、アウェーで久保がかつて在籍したヘタフェCFと対戦する。