×

【サッカー日本代表】『10番』堂安律が中国戦へ決意「圧勝できれば最高だが、1-0でもいい」

中国戦に向けて3日の練習に臨んだ日本代表の堂安律。(C)佐藤亮太

「いい雰囲気のトレーニングができたので、期待してもらいたいです」

[北中米W杯アジア3次予選 C組第1戦]日本代表 – 中国代表/2024年9月5日19:35/埼玉スタジアム

 サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)の堂安律(SCフライブルク)が9月3日に取材に応じて、2日後の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選(3次予選)の第1戦・中国代表戦に向けて決意を示した。

 これまで背番号10をつけてきた(今シリーズの背番号の発表はまだ)レフティは中国戦に向けて、「もちろん圧勝できれば最高ですが、1-0でもいい。勝点3にこだわりたい」と、勝利への意欲を口にした。

 2021年9月2日にパナソニックスタジアム吹田で行われた前回カタールW杯アジア最終予選の初戦オマーン戦では、63分から途中出場したものの、88分に失点を喫して0-1で敗れた。日本はここ2大会、いずれもホームでの最終予選初戦を落としている。

 堂安は語る。

「(日本へ向かう)飛行機のなかで前回の対戦を振り返り、自分自身甘かった、若かったところはたくさんあったと思いました。特にアプローチのところで。技術は間違いなく日本が勝っていると思うので、試合に入る準備のところから抜け目なくやっていく必要があります。アジアカップで学んだこともたくさんありました。もちろん圧勝できれば最高ですが、1-0でもいいと思っています。勝点3にこだわりたいです」

 今回右ウイングには、伊東純也が復帰した。さらに久保建英もいるため、ポジションの競争は激しい。そうしたなか4-2-3-1のトップ下、あるいは4-3-3でのインサイドハーフ起用もあり得る。

「(伊東の復帰について)プレースタイルが異なるので、自分たちがやらなければいけないことを見せていきたい。自分自身もいろいろ使い勝手のいい選手になれてきていると思いますので、そこをチームのために生かしてしっかりプレーしたいです」

 26歳になった堂安は北中米W杯に向けて、中心選手の一人として、自覚と責任を持って挑む。

「ワールドカップで日本が優勝する。そのためには、自分たちがやりたいサッカーだけでなく、泥臭いゴールも必要です。まず、この試合で、しっかり勝つこと。今日もいい雰囲気のトレーニングができたので、期待してもらいたいです」

関連記事>>【サッカー日本代表】中国戦スタメン予想[4-3-3]鎌田大地、南野拓実、久保建英、堂安律…様々な組み合わせで相乗効果に期待

 中国戦、堂安の先発はなるか。その起用法に注目が集まるが、スタジアムを魅了するようなパフォーマンスに期待がかかる。 

Ads

Ads