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韓国代表スキャンダル、W杯選手が中国での八百長疑惑でサッカー界から永久追放か。FIFAが判断へ

2019年にACLで浦和レッズと対戦した際の全北現代のソン・ジュンホ。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

43人に永久活動禁止、17人に5年間の活動停止。中国協会の最終決定を受けて。

 中国サッカー協会は9月10日、賄賂、賭博、八百長などの容疑ですでに引退した選手を含む43人に中国サッカー界からの永久活動禁止という厳しい処罰を決定した。また17人には5年間の出場停止処分を下した。

 この43人のなかにカタール・ワールドカップ(W杯)韓国代表であるソン・ジュンホ(孫準浩、Son Jun-Ho)も含まれ、12日に記者会見を行い弁明した。

 今年2月から水原FCでプレーをしている32歳のミッドフィルダーは、2021年から2023年まで山東泰山でプレー。その間の試合で八百長に加担したとされる。

 中国で10か月の間、厳しい取り調べを受けて、中国公安から罪を認めなければ、家族にも影響が及ぶと脅されたなどと語ったという。一方、山東泰山でチームメイトだったジン・ジンダオから、問題とされる20万元(約400万円)を受け取った事実は認めている。ただし、その金銭について「なぜ受け取ったのかはよく覚えていない」などと語っているそうだ。八百長に加担したという認識はないということだ。

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 この中国協会が下した決定はAFCサッカー連盟(AFC)、国際サッカー連盟(FIFA)に報告される。中国の『捜狐』、韓国『中央日報』によると、このあとFIFA懲戒委員会が開かれた場合、各国サッカー協会にも、ソン・ジュンホら選手資格を停止する通達が出される可能性があるという。つまりサッカー界からの永久追放ということだ。一方、韓国メディアでは、人権的な問題もあり、またすでに中国で罰則を受けており、このまま韓国ではプレーできるという見方もある。