【栃木2-3水戸】雷雨で約2時間中断「21:40後半開始」。ホーリーホック逆転勝利
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ハーフタイム後、一度は選手たちがピッチに立ったが…。試合終了は22時30分。
[J2 31節]栃木 2-3 水戸/2024年9月15日19:03/カンセキスタジアムとちぎ
J2リーグ31節、栃木SC対水戸ホーリーホックの『北関東ダービー』は、栃木が2-1とリードして折り返した。しかし雷雨により、ハーフタイムを含めると約1時間50分の中断を挟み「21時40分」から後半開始するというハプニングが起きた。
ハーフタイム明け、一旦、選手たちがピッチに立つ。しかし約5分間待ったものの、雨脚が強まり、さらに雷も轟き始める。すると主審は運営スタッフからの情報を受けて、全選手にロッカーに一旦退避するように促した。
スタジアムに訪れた6678人の観客もコンコースなどに避難。そして試合再開が決まったとアナウンスされると、スタジアムからは拍手が起きた。が、その時刻が「21時40分」と告げられると、ややざわついた。
そして休憩をとり、選手交代も挟んだ後半、水戸は58分に楠本卓海、73分に中島大嘉が決めて、逆転に成功した。そのあとは栃木が再び優勢に試合を進めていったが……ゴールを割り切れず。
水戸が3-2の逆転勝利を収めた。試合終了時間は22時30分だった。
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3連休の中日という日程でもあり、この異例の試合再開も実現したか。一方、DAZNでは22時過ぎまでJリーグの試合が中継され、熱戦となったこともあり注目を集めた。一方、こうした雷雨・豪雨の遅延は各地で相次いでおり、遅延時の交通面、スタッフへの給与・時給の支払いなどルールの整備づくりも求められそうだ。