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ナビ・ケイタのトルコ移籍消滅。ブレーメンで飼い殺し状態に

ブレーメンのナビ・ケイタ。(Photo by Christof Koepsel/Getty Images)

契約寸前まで迫ったが…。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部ヴェルダー・ブレーメンに所属するギニア代表MFナビ・ケイタ(Naby Keïta)が9月13日、トルコ1部ハタイスポルへの移籍が間近に迫っていたものの実現しなかった。当面は”飼い殺し”状態が続くことになる。

 リバプールFCから2023-24シーズンに加入したケイタだが、コンディション調整に苦しみ、思うように出場機会を得られなかった。そうしたなかシーズン終盤、アウェーゲームで遠征メンバーに名を連ねた。しかしスタメンではないと分かると、その遠征に帯同することを拒んだ。この行動が端を発して、以降、ケイタは全体練習に参加できずにいる。

 ギニアでは英雄であるケイタは、パリ・オリンピックの男子サッカーに、オーバーエイジかつキャプテンとして出場した。しかし、ブレーメンに合流後、クラブは改めて「ナビ・ ケイタはブンデスリーガのチーム練習には復帰せず、引き続き個人トレーニングのプログラムをこなし、新たな挑戦を探すことになる」と発表していた。

 そうしたなか『キッカー』は9月14日、『ダイヒ・ストゥーベ』の情報を引用し、13日が移籍期限だったハタイスポルとの交渉が大詰めを迎えていたものの、契約寸前で破断になったという。ケイタがこの移籍を認めなかったということだ。 

 同メディアによると、ブレーメンの強化責任者のペーター・ニーマイヤー氏は「最終的には選手にとっても興味深い移籍でなければならない」と語っていた。29歳のセンターハーフは2026年6月までブレーメンと契約を結んでいる。

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 ケイタはこのままチームとは隔離された状態で、個別練習を続けることになる。果たして、クラブ、現場との話し合いが行われるのかも焦点になる。