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ヴィッセル神戸の酒井高徳が命拾い。VARで「PK」判定も、直前の「ハンド」で取り消し。ACLエリート・ブリーラム戦

神戸の酒井高徳。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

ブリーラムとのアウェーでの初戦。久々の戦列復帰、元神戸のティーラトンを後方から蹴ってしまったが…。

[ACLE リーグステージ 第1戦]ブリーラム – 神戸/2024年9月17日/チャーン・アリーナ

 AFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)エリートのリーグステージ第1戦、J1リーグのヴィッセル神戸がアウェーでタイ1部ブリーラム・ユナイテッド戦に臨み、キックオフを迎えている。

 この試合の開始6分、神戸が攻め込まれ、ブリーラムのエースであり神戸と横浜F・マリノスで活躍したティーラトンの後方から酒井高徳が蹴ったとして、VARの介入が入る。OFRを経て、一旦は「PK」という判断が下された。

 ただ、ゴールに直接関わるプレーのため、攻撃の始点となるAPP(アタッキング・ポゼッション・フェイズ)から全てのプレーがチェックされる。そして酒井の前のプレーで、横浜FMのクリアが相手の腕に当たり、ブリーラムのハンドではないかと再びVARでの確認作業が行われる。

 ここで時間が掛かったのは「明らかなハンド」かどうかを確認するため。そして複数の映像から、審判団は「ブリーラムのハンド」と判定を下して、PKも取り消され、神戸ボールで試合は再開された。このジャッジが下されるまで、約6分間、中断された。

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 戦列復帰を果たした酒井にとっては、まさに命拾いと言えた。ターンオーバーをしている神戸は、なかなか攻撃の形を作れず苦戦を強いられている。

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